研究課題/領域番号 |
07229203
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
石橋 輝雄 北海道大学, 医学部, 教授 (60001872)
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研究分担者 |
西野 秀明 北海道大学, 医学部, 助手 (40198487)
笠原 正典 北海道大学, 医学部, 助教授 (30241318)
荒磯 恒久 北海道大学, 電子科学研究所, 助教授 (30151145)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 生体膜脂質 / 脂質二重層 / ヘキサゴナル相 / 膜融合 / コレステロール / ジアシルグリセロール / 相転移 / 極性頭部 |
研究概要 |
細胞の生命維持には膜タンパク質の働きが必須であるが、その活性は生体膜脂質が構成する周囲の微小環境により調節されている。生体膜は生理的条件下では液晶(Lα)二重層構造を有しているが、刺激によりその一部が非二重層構造をとり膜構築の乱れを生じ、膜タンパク質の高次構造や機能に重要な影響を与えるものと思われる。 本研究では細胞内情報伝達のセカンドメッセンジャーとして重要なジアシルグリセロール(DAG)が生理的に生じ得る濃度で生体膜液晶相(Lα)を逆ヘキサゴナル相(HII)に誘導すること、および相転移初期に膜内側方圧が上昇することを見出し、又それらと膜結合酵素の関係を明らかにした。
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