研究課題/領域番号 |
07233213
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松浦 民房 名古屋大学, 理学部, 教授 (10022609)
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研究分担者 |
吉岡 英生 名古屋大学, 理学部, 助手 (40252225)
大野 義章 名古屋大学, 理学部, 助手 (40221832)
黒田 義浩 名古屋大学, 理学部, 教授 (60013504)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | アンダーソン格子 / 重い電子 / 非磁性不純物 / メタ磁性 / 1 / N-展開法 / スレーブボゾン / 強相関効果 / 磁気揺ぎ |
研究概要 |
重い電子形成とそれに伴う物性異常をアンダーソン格子模型を用いて研究してきた。f電子間に働く強い斥力の効果を補助粒子(slave boson,pseudo-fermion)及び束縛条件を用い、1/N展開法を援用して調べてきた。 1.非磁性不純物効果アンダーソン格子中の非磁性不純物(Ce_<1-x>La_xCu_6等)効果を調べた。低温では伝導電子にunitary limitの抵抗を与えることを示した。 2.U=finite不純物効果U=finiteの不純物効果を調べた。そのため、f電子の占有数が2個(スピン一重項状態)に対応するdoubly-occupied-state operatorを導入しUとε_fの大小についての全て場合の様子を明らかにした。 3.CeRu_2Si_2のメタ磁性の起源について1/N展開の0次近似の範囲で調べ、実験と一致する結果を得た。 4.強相関電子系の電荷ゆらぎを調べた。heavy fermion系における電荷ゆらぎとd-p模型の電荷揺らぎを比較し、その違いの原因を明らかにした。 5.アンダーソン格子模型における磁気構造を1/N展開の高次となる準粒子間相互作用を取り入れて計算し、濃度と温度について磁気相図を作成した。 6.Slave Boson法を用いるときのLocal ConstraintのWickの定理に対する問題点を検討した結果、Wickの定理が成立することを示した。
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