研究課題/領域番号 |
07238103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
酒井 英男 富山大学, 理学部, 助教授 (30134993)
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研究分担者 |
丸山 茂徳 東京工業大学, 理学部, 教授 (50111737)
椚座 圭太郎 富山大学, 教育学部, 助教授 (30225180)
船木 實 国立極地研究所, 助教授 (10132713)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | チャート / BIF / 岩石磁気調査 / 超伝導磁気特性システム / 精密鉛直磁場測定システム |
研究概要 |
本研究は、BIFやチャートを試料として、数十億年間の古地磁気の調査を行うことを目的に、まずそれらの磁化から地磁気変動を探る有効な調査法を開発することを目指している。実験手法として超伝導測定システムによる磁気ヒステレシスの調査、1mm精度の磁場(鉛直成分)分布の測定、熱消磁実験などを行うが、磁化特性は、それ自身が環境変動の指標となる。本年度に行った事項は以下の通りである。 (1)チャートやBIFの岩石磁気調査のための、超伝導磁気特性システム、精密鉛直磁場測定システム(高温超伝導)熱実験の電気炉などの実験設備を改善して整備した。7テスラでの強磁場が利用できる磁気ヒステレシスにより、微弱なチャートの磁気特性の調査が可能となった。また鉛直磁場の微細構造の解析では、人工物を用いた実験から1mm精度の空間分解能が得られ、地球リズムの調査に利用できる成果が得られた。 (2)愛知県犬山地域のチャートおよびインドのダルワルクラトンのBIF試料を実験のために準備し、これらの地質学、岩石学の調査、情報収集を行った。チャート試料について帯磁率測定を行い変動を調べた。また肉厚のプレートを作成して蛍光X線による測定を実施し、磁化特性の調査を試みた。 (3)時代は異なるが、同手法を南極海の100万年間の堆積物に試み、数100km離れた複数のコアの磁化強度の変動に一致したパターンを見つけた。これが局所的かグローバルな変動かを検討中である。
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