研究課題/領域番号 |
07240206
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
金子 克美 千葉大学, 理学部, 教授 (20009608)
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研究分担者 |
鈴木 孝臣 千葉大学, 理学部, 助手 (20196835)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ナノ細孔 / 活性炭 / クラスター / ダイマー / 分子集団構造 / 分子間力 / ファンデルワールス分子 / 吸着 |
研究概要 |
ミクログラファイト壁からなる活性炭細孔中に分子を吸着させ、分子集団構造を密度測定,X線回折測定,磁化率測定から検討した。極低温下でヘリウム原子はサブナノ細孔中では液体密度の約3倍の高密度状態をとり、ヘリウム原子がクラスターになっているとみられる。サブナノ細孔中に吸着した酵素分子の磁化率を極低温から室温にわたって測定すると、酵素分子クラスター形成に由来するランダム磁性が見出された。更にサブナノ細孔中の水分子は液体と固体の中間状態にあることが、X線回折から明らかにされた。以上のようなサブナノ細孔中における分子集団のクラスター形成が究めて平易に起っていることが明らかにされた。
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