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高伝熱性プレート型触媒ミクロ特性の予測と設計法の提案

研究課題

研究課題/領域番号 07242265
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関工学院大学

研究代表者

五十嵐 哲  工学院大学, 工学部, 教授 (90005538)

研究分担者 福原 長寿  工学院大学, 工学部, 助手 (30199260)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード高伝熱性 / プレート型触媒 / 数値シミュレーション / 動特性 / メタノール分解
研究概要

本研究は,充填層触媒に代わる高伝熱性プレート型触媒の性能予測,調整,構造,および実際の性能について総合的な検討を加えることを目的として,以下の成果を得た。
1.メタンの水蒸気改質反応やメタンの燃焼反応などの大きな吸熱あるいは発熱を伴う反応を対象とした定常状態における反応特性と伝熱特性についての数値シミュレーション結果をもとに,スタートアップ時や原料供給を急に大きく変化させたときの反応特性と伝熱特性の非定常変化,すなわちダイナミックな動特性の変化についてのシミュレーションを,プレート型および充填層触媒反応器の両方について実施した。具体的には,触媒層の入口から出口までの転化率と温度の分布,ならびに反応器壁と反応器中心の間の温度マップを作成したところ,プレート型触媒反応器の反応・伝熱特性がきわめてすぐれていることを予測した。
無電解めっき法によって得られたコルゲートフィン状のアルミニウム板上にニッケルを析出させたプレート型触媒が装着可能なやや大型の熱交換型触媒反応装置を用いて,吸熱反応であるメタノール分解反応においてメタノール供給量を急変させたときの反応特性の非定常変化を測定した。その結果,供給量変化の瞬間から定常状態へ推移する時間がきわめて短く,プレート型触媒の良好な動特性を実際に確認した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 福原 長寿ら: "プレート型管壁型反応器の動特性の推算" 石油学会誌. 38. 88-96 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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