研究課題/領域番号 |
07243106
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
土屋 和雄 京都大学, 工学研究科, 教授 (70227429)
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研究分担者 |
原 辰次 東京工業大学, 総合理工学研究科, 教授 (80134972)
北村 新三 神戸大学, 工学部, 教授 (80029131)
矢野 雅文 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (80119635)
金子 邦彦 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (30177513)
蔵本 由紀 京都大学, 理学研究科, 教授 (40037247)
喜多 一 京都大学, 工学研究科, 助手 (20195241)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
68,600千円 (直接経費: 68,600千円)
1997年度: 19,200千円 (直接経費: 19,200千円)
1996年度: 26,000千円 (直接経費: 26,000千円)
1995年度: 23,400千円 (直接経費: 23,400千円)
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キーワード | 創発現象 / 進化・学習 / 知的システム / 創発システム / 複雑系 / カオス / 進化 / 遺伝子アルゴリズム / 最適化 |
研究概要 |
「創発現象の数理」というテーマのもとで複雑系における創発現象をシステム工学的な視点から研究を行った。複雑系のシステム工学とは複雑系をその構成要素,相互作用等,複雑系を規定する項目に基づいていくつかのクラスに分類し,それぞれのクラスに形成される時空構造の持つ普遍性を明らかにすること(動特性解析)とともに,その時空構造の持つ多様な機能的役割を明らかにすること(機能解析)であり,さらに,これらの解析をもとに,ある機能が与えられた時,その時空構造を通してその機能を実現しうる複雑系の設計原理を作り上げること(機能設計)である.(1)非局所結合をもつ能動機能素子集団の時空カオス(蔵本)(2)自発的多様性から再帰的なルールの形成へ(金子)(3)メタダイナミクスを取り入れた自律的発展系における創発的進化の研究(時田)(4)アンモナイト進化における非定常カオス要因の分析(相澤)(5)アクティブエレメント集合体の数理と実現(佐野)(6)不良設定問題へのアプローチ;情報生成による運動制御(矢野)(7)リアルタイム仮説生成による機能創発とその自己言及ダイナミクス(三宅)(8)複雑適応系の設計論(土屋)(9)設計への創発的アプローチ(北村)(10)熱力学的遺伝アルゴリズムを用いた多目的最適化手法(喜多)(11)ネットバイアスにもとづく Hogg-Huberman戦略(潮)(12)複雑系の解析・設計に対する制御理論的アプローチ(原)
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