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直接操作メタファによるプログラム言語実行モデルの構築とデバッグへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 07244204
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

寺田 実  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80163921)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワードプログラムの可視化 / アルゴリズムアニメーション / デバッグ支援 / 直接操作
研究概要

本研究で対象としたプログラム言語は,Schemeである.Schemeには,プログラムの実行を高度に制御するコンティニュエーションというデータ構造があり,その機能ゆえに理解が難しい点を研究のターゲットとした.
まず,コンティニュエーションの実行モデルとして,関数呼び出しの木構造を取り上げ,その視覚化から研究を開始した.具体的には,StkなるScheme処理系において,アプリケーションプログラムを一部変更して,関数呼びだし関係のデータを採取可能にした.
さらに,それとは独立したデータを集計/表示するためのプログラムを試作した.この表示プログラムは,一組の関数呼びだしデータに対していろいろな表示方式を選択できるため,モデルの視覚的表現法の検討の手段として有用であった.
コンティニュエーションの呼びだしは,過去に存在した関数呼びだしフレームへの制御の移動としてとらえられるので,このモデル上ではアニメーションとして表現が可能となっている.
研究計画の後半の中心であったモデルへの操作については,現状ではマウスクリックによって視覚表現からデータを選び出す,ある呼びだしフレームにおけるクリックによって,そのフレームに対応するコンティニュエーションを実行することなどが可能である.変数の値の変更など,実行モデルそのものへの介入にはなお研究を進めている.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 寺田実: "直接操作メタファによるプログラム言語実行モデルの構築とデバッグへの応用" 人工現実感に関する基礎的研究(平成7年度研究成果報告会予稿集). 65-66 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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