• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

認識状況から視点の位置を決定する能動的環境認識システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07245218
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大分大学

研究代表者

大城 英裕  大分大学, 工学部, 助手 (80194091)

研究分担者 賀川 経夫  大分大学, 工学部, 助手 (90253773)
遠藤 勉  大分大学, 工学部, 教授 (10112294)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード知能ロボット / アクティブビジョン / 知能の発現 / 画像理解 / 環境認識 / 環境理解 / 物体認識 / ロボットビジョン
研究概要

本年度は,移動ロボットの視覚システム実現のため,物体の見え方によるロボットの位置推定について研究を行った。
入力画像が与えられると,エッジ抽出,細線化,Hough変換,ρ-θ空間でのクラスタリングを行い,線分の要素となる線要素を求める.線分解釈では,線分モデルを用いて,線分の特徴から5つのクラスに分類し,それぞれの関係を記号表現(1 form)する.物体を構成する線分が床面上に存在すると解釈されると,線分情報より逆透視変換を行い,視点と物体の相対的な位置関係を求める.さらに,環境マップ中にあらかじめ用意している物体の絶対座標と,視点と物体の相対的座標より,視点の絶対座標を求め,環境マップに投票する.複数の物体に対して上記の処理を繰り返し行い,最も投票のあった地点をロボットの位置とする.
入力画像は,512x512画素のモノクロ画像である.前処理部はC言語で,また,線解釈部は,perlを用いて作成した.実験では,視点の位置推定において良好の結果を得ることができた。
現在,カメラ角度は固定で逆透視変換を行なっているが,実際は,廊下の凹凸などによって角度は,必ずしも安定しない.そこで,廊下の特徴を利用してカメラの多少の角度変化に対応可能なよう改良を加えて行きたい.さらに,DSPボードによる前処理の高速化,解釈部の制約に基づいた前処理部の検討,ならびに移動を考慮した位置推定方式について,今後研究を進めていきたい.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 大城英裕 他: "認識状況に基づいた物体認識の一手法" 第13回日本ロボット学会学術講演会予稿集. 1. 471-472 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Hidehiro Ohki 他: "A Conflict Resolution of Picture Interpretation using Result of Natural Language Processing" Proceeding of SECOND ASIAN CONFERENCE ON COMPUTER. 1. 209-213 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 大城英裕 他: "対象の見え方に基づいた視点の位置推定に関する一手法" 第1回重点領域研究「知能ロボット」シンポジウム予稿集. 81-84 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 賀川経夫 他: "超音波センサと画像を用いたコーナー形状の認識(掲載予定)" 1996年電子情報通信学会総合大会講演論文集. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi