• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

低バックグランド・宇宙起源反ニュートリノ検出器の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07247202
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

鈴木 厚人  東北大学, 理学部, 教授 (00100818)

研究分担者 森 正樹  宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (80210136)
長谷川 琢哉  東北大学, 理学部, 助手 (40261549)
林野 友紀  東北大学, 理学部, 助手 (10167596)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード液体シンチレータ / ニュートリノ検出器 / 光透過率 / モンテカルロ・プログラム
研究概要

本年度の研究課題について成果をまとめる。
(1)液体シンチレータ特性計測
・中性子,ガンマー線の検出効率の優れた液体シンチレータNE343,BC-521、BC-525の3種類の発光量計測を行ない全てカタログ通りの性能を示すことが確認された。次に大型検出器に使用するために流動パラフィンで稀釈する必要があるが、市販の流動パラフィンで稀釈したところNE343とBC-521は発光量の劣化とともに溶液の変質が確認された。又BC-525は性能を維持しており,現在BC-525の発光性能と流動パラフィンの稀釈量との相関を定量的に求める計測を行っており,近々結果がまとまる予定である.
・発光量とともにもう1つの要素である光の透過率を計測するために,最大2mで長さが可変の透過率測定器の製作を行った。現在は2mの筒と暗箱,光学系の調整が終り,まず水を用いての透過率測定を行っている.これによって装置の性能が確認されれば,液体シンチレータの計測を開始する予定である.
モンテカルト・プログラムの開発
大型液体シンチレーターによるニュートリノ検出器の性能を評価するために,まず10MeV以下のエネルギー領域で予想されるバックグランド現象をリストアップしてそれぞれのバックグランド源からくる信号のエネルギー分布,頻度,ニュートリノ信号との識別を求めるプログラムを作成した。これによって検出器の性能評価が可能になった.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi