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最高エネルギー宇宙線の次世代観測装置用検出器の開発

研究課題

研究課題/領域番号 07247209
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関山梨大学

研究代表者

津島 逸郎  山梨大学, 教育学部, 教授 (30020366)

研究分担者 橋本 勝巳  山梨大学, 教育学部, 教務職員 (80242626)
本田 建  山梨大学, 教育学部, 助教授 (10115321)
川隅 典雄  山梨大学, 教育学部, 助教授 (40020416)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード最高エネルギー / 宇宙線の組成 / Auger Project / MOCCAシミュレーション / 空気シャワー / 明野観測所 / AGASA / 粒子検出器
研究概要

一次宇宙線エネルギーについて,10^<20>eV附近に上限ありと予想されていたが,最近はこの上限エネルギーを越えた事例が観測されている.よって世界的により大面積(5,000Km^2)の観測装置の建設のAuger Projectがスタートした.これに関連してシカゴ大学のCroninはHillasによるMOCCAシミュレーションを基に一次宇宙線の化学組成を反映する空気シャワー中のμ中間子成分の分離の可能性を指摘するSandwich Detectorを提唱している.このシミュレーションの検証は大空気シャワー観測装置をもつAGASAでしかできないので,このDetectorを明野観測所に建設し,この検証を速やかに行ない有効性を検討する.
この装置は1994年秋より準備を始め,1995年5月には鉛板1cm(1.8radiation length)を挟んだ全面積12m^2のシンチレーター検出器(上層,下層それぞれ1m^2検出器12台)を完成し,調整後個々の検出器の粒子数の測定を開始した.1995年8月にデジタルメモリーユニット購入後,直ちに上層と下層の2チャネルの到着時間分布の同時測定が開始された.約100Km^2のAGASA装置のトリガーで得られた情報との対応で10^<18>eV以上の例について電子・光子・μ中間子成分の1Km〜2.5Km遠方での重要な情報がえられた.半年程度の測定で統計量は乏しいが,電子・光子・μ中間子成分についての空気シャワーの横分布はMOCCAシミュレーションの結果とファクター2で一致している,また,検出器1m^2の単位は10^<18.5>eV以下の空気シャワーの中心より1Km以遠での粒子成分の区別によい.現在はより分離の確実性を増すため到着時間分布のデータの解析をしている.今後は10^<19>eV以上の例を増すため連続観測を行ない,シミュレーションの検証を続け,より最良の検出器の条件を求め,一次宇宙線の化学組成の解明に向う.これまでの研究経過,成果は機会あるごとに発表してきたが,引続きAuger Projectの進行に沿って速報的意味も大きいので発表の機会を探す.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K. Hashimoto 他: "Performance Test of Leadburger: Detector for Measurment of Highest Energy Cosmic Rays" Proceedings of the 24th International Cosmic Ray Conference(Roma). Vol.1. 478-481 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2025-11-17  

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