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胃壁細胞自己抗原及びそれに対するT細胞受容体発現トランスジェニックマウスの作製

研究課題

研究課題/領域番号 07257214
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

増田 徹  京都大学, 医学研究科, 助教授 (00027319)

研究分担者 細野 正道  京都大学, 胸部疾患研, 助教授 (90107433)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1995年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード自己免疫 / T細胞受容体 / T細胞クローン
研究概要

胃壁細胞のH/K-ATPase分子αサブユニット(891-904位アミノ酸残基)を認識し、nu/nuマウスに胃炎を誘導するCD4T細胞クローン、II-6を確立した。そのTCR遺伝子及びサイトカインメッセージを解析し、自己免疫性胃炎の発症機序を検討した結果、II-6細胞が胃壁細胞を傷害してnu/nuマウスに胃炎を発症させ、II-6と同じクロノタイプを発現するT細胞が胸腺摘出によって自己免疫性胃炎を発症したBALB/cマウスにおいても証明された。胃炎発症BALB/cマウスでは少なくとも3種のペプチドに対するT細胞増殖反応が認められるものの、II-6の認識するペプチドは発症と関係するdominant antigenであると考えられた。本研究の計画年度内には完成しなかったが、現在このTCR遺伝子を用いて、BALB/cマウスへの遺伝子導入を行う実験が進行中であり、それによって自己免疫性胃炎マウスモデルの確立が期待される。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Nishio,A Masuda,T et al.: "A conserved epitope on H,K-adenosine trophosphatase of parietal cells discerned by a murine gastritogenic..." Gastroenterology. 107. 1408-1414 (1994)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Nishio, A Masuda, T et al.: "Breakdown of self-tolerance by intrathymic injedtion of a T cell clone inducing autoimmune gastritis in..." Immunology. 85. 270-275 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 増田 徹: "胸腺摘出による免疫破綻" Molecular Medicine. 32. 1330-1338 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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