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Conditional Targeting 法による生命機能の解明

研究課題

研究課題/領域番号 07260217
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

鍋島 陽一  国立精神・神経センター, 神経研究所・遺伝子工学, 部長 (60108024)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード相同組み換え / Cre-リコンビネース / LoxP 配列 / 遺伝子ノックアウト
研究概要

組織特異的に遺伝子機能を欠失させるシステムの開発を目的として実験を行い、次の結果を得た。
1)標的遺伝子の目的配列を挟んでリコンビネースの認識配列であるloxPを2個もつターゲッテイングベクターを作り、相同組み替え細胞を作成した。この細胞にリコンビネース発現プラスミドをトランスフェクトし、TK遺伝子の欠失をマーカーとして細胞を選択したところ、大部分の細胞でloxPにかこまれた遺伝子が切り取られていることが確認された。現在、個体レベルでの検討を行っている。
2)loxP配列を3個もつ相同組み換えベクターを構築し、相同組み換えES細胞をえた。この細胞にリコンビネースを発現させ、3種類の組み合わせでloxPに囲まれた配列が切り取られた細胞を分離することを試みたが、細胞を分離することができなかった。原因は特定できなかったがGANCを選択に利用することが問題と考え、GANCによる選択をせずに無作為に細胞クローンを選択し、PCRによって解析することにより、目的の細胞を得ることに成功した。
3)トランスジェニックマウスを作成する過程で挿入突然変異により、早期老化を示す変異マウス系統を樹立することに成功した。遺伝形式は劣性でホモ個体のみが早期死亡、発育障害、老人性動脈硬化、骨密度の低下、神経細胞の脱落、性腺の萎縮、胸腺の萎縮、軟部組織の石灰化など、顕著な老化症状を呈する。一カ所に遺伝子が挿入されており、その領域に個体老化に関連する重要な遺伝子が存在していると推定され、現在、原因遺伝子のクローニングを行っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Yoshida S.: "Lyso ghoephatidic a cid and bFGF control different modeo in proliferting myoblosts." J. Cell Biol.132. 181-193 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Yagami-Hiromasa T.: "A mltalloprotease-disintegrin porticipating in myoblast fusion" Natuve. 377. 652-656 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Hirata J.: "Asymmretrie segregation of the homeodomain protein Pruspero during Drosophila denelopment." Nature. 377. 627-630 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Hoshino M.: "Hikari Gonki protein is secreted into synaptic clefts from an early stage of synapse formation in Drosophila" Development. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Kuro-o M.: "Overexpresion of sodium- proton exchanger causes salt-sensitive blmd pressure elevation is transgenic mice" Circulation Res.76. 148-153 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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