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地球本位型社会の実現をめざした生涯学習としての環境教育システムの確率

研究課題

研究課題/領域番号 07263211
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関埼玉大学

研究代表者

阿部 治  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (60184206)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード環境教育 / 生涯学習 / 環境倫理 / ライフスタイル / エコミュージアム / エコツーリズム / グラウンドワーク / 学校教育
研究概要

本年度は、昨年度に分析した「生涯学習としての環境教育をささえる様々な環境保全活動」の成果のもとに、個々の環境保全活動、とりわけ、NGO、行政、企業などのパートナーシップにもとづいて行われている環境保全型地域づくり(循環と共生を基調にした地域づくり)の活動をとりあげ、これらの諸活動の環境教育的評価を行った。さらに、生涯学習としての環境教育の拠点の一つである学校に焦点をあて、パートナーシップにもとづいた学校、地域、家庭における環境教育のありかたについて、先進的事例の調査・分析をとおして提言した。
環境保全型地域づくりとしては、特にエコミュージアム、グラウンドワーク、エコツーリズムをとりあげ理論的検討を行うとともに、山形県朝日町、静岡県三島市、熊本県阿蘇グリーンストックの3事例をもとに実証的な検討も合わせて行った。その結果、これらの環境保全型地域づくりにおいて、環境教育は主要な活動として位置づけられているだけでなく、地域づくり全体が持続可能な地域をめざす環境教育として住民にフィードパックされていることがわかった。今後はこれらの活動を地域の視点のみならず、国際的視野から環境教育に求められている今日的視点である平和、人権・開発などを統合した空間的・時間的広がりをもつ地球教育の視点をもあわせもつよう配慮していくことが持続可能な地域づくり保証する持続可能な世界づくりにつながっていくことに留意した活動に取り組むことが必要である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 阿部 治: "環境教育とキャンプ" 現代のエスプリ. 334. 51-58 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 阿部 治: "生涯学習としての環境教育システムの確率に関する研究" 日本環境教育学会第6回大会要旨集. (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 阿部 治: "地球環境と教育(西村・木俣編)" 創支社, 327 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 阿部 治: "環境学習の人づくり 場づくり(環境庁監修)" ぎょうせい, 215 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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