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有害硫黄化合物に対して抵抗力をもつ植物の分子育種

研究課題

研究課題/領域番号 07263256
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

佐野 浩  奈良先端科学技術大学院大学, 遺伝子教育研究センター, 教授 (20178809)

研究分担者 小泉 望  奈良先端科学大学院大学, 遺伝子教育研究センター, 助手 (20252835)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード環境汚染 / 組換え植物 / イオウ化合物 / システイン合成酵素 / 硫化水素 / 分子育症
研究概要

1)イオウ代謝系にかかわる酵素遺伝子の単離
ATPサルファリラーゼ遺伝子はシロイヌナズナより2種類、単離した。方法はジーンバンクに登録されていたDNA配列より適当なプライマーを設定し、PCRでまず、当該遺伝子の断片を得た。次に、この断片をプローブに用いてcDNAライブラリーより全長鎖のクローンを得た。DNA配列の比較からクロロプラストに存在する分子種であることが確認された。細胞内でのATPサルファリラーゼ活性の70%以上は葉緑体由来と言われるので、分子育種の材料として好都合である。
システイン合成酵素遺伝子はやはり、シロイヌナズナより1種類を得た。ATPサルファリラーゼ遺伝子を得たのと同じ方法によった。DNA配列の比較からミトコンドリア由来だはないか、と思われる。シロイヌナズナでは始めての遺伝子であり、その性格ずけをしなければならない。
2)組換えイネの作成
得られたcDNAは現在、フレームを合わせてバイナリーベクターに導入中である。遺伝子導入にはアグロバクテリウムを用いる予定なので、そのシステムをセットアップするために、GUSを持つベクターで予備実験を行った。今のところ、順調にすすんでカルスより再分化個体が現われている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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