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モデル動物を用いた神経細胞・神経軸索機能維持因子遺伝子の単離

研究課題

研究課題/領域番号 07264246
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

和田 圭司  国立精神・神経センター, 神経研究所・疾病研究第4部, 部長 (70250222)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード疾患モデルマウス / 連鎖解析 / ポジショナルクローニング / 分子遺伝学 / 軸索変性 / 運動失調
研究概要

神経軸索の機能維持に必須の分子を同定する目的で逆行性神経軸索変性モデルマウスであるgracile axonal dystrophy (gad)マウスを用い遺伝子連鎖解析に基づくgad遺伝子座の詳細な遺伝学的地図の作成、並びに酵母人工染色体(YAC)クローン解析による物理的地図の作成を行なった。gadマウスは劣性遺伝形式を取りその責任遺伝子は第5番染色体上に存在することがこれまでの研究から知られている。GADマウスとC57BL/6Jマウス間の戻し交配により作出された540余匹につきマイクロサテライトDNAマーカーを用いて解析を行なったところgad遺伝子はD5Mit197の下流0.37cMの距離にあることが判明した。また、MSMとC57BL/6Jマウスを用いた別のパネルの解析からD5Mit151がD5Mitlの下流0.8cMの距離にあることが他者により最近示されたのでD5Mit151及びD5Mit197をプローブにYACライブラリーをスクリーニングし各々2個、3個の陽性クローンを得た。各クローンのエンド配列を常法に従い決定し、キメリズムの有無、他陽性クローンとの重複状況を確認したところD5Mitl97で単離した2個のクローンはいずれもD5Mitl51をプローブに得られたうちの一つのクローンと一部で重複することが判明したこの結果はD5Mit151〜D5Mit197間のYAC contigが作成できたことを意味しており、今後この成果に基づいて目的のgad遺伝子の単離を目指す。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Suh, J. G. et al.: "Mapping of the gracile axonal dystrophy (gad) gene to a region between D5Mit197" Genomics. 27. 549-551 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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