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視物質の分子進化と色覚の起源

研究課題

研究課題/領域番号 07265226
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関姫路工業大学

研究代表者

津田 基之  姫路工業大学, 理学部, 教授 (60045458)

研究分担者 岩佐 達郎  姫路工業大学, 理学部, 助教授 (00133926)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード色覚視物質 / 視物質 / ロドプシン / G蛋白質 / ホヤ / プラナリア / PCR / 光情報伝達
研究概要

ロドプシン族の配列を参考にして合成したPCRプライマー用いて、種々の無脊椎動物の眼のcDNAを得て試してみたところ、ゴカイ、クラゲ、ヒトデ等からロドプシンに相同性を示すDNA断片を得ることができた。しかし、ホヤの初期幼生cDNAライブラリー、初期幼生の種々のステージの全RNAから得たcDNA、ゲノムDNAをテンペレートとしてPCRを試みても、目的とするサイズの特異的バンドは得られなかった。この結果から、PCR法によるDNA断片の増幅は中断し、ゲノムDNA中にタコやウシロドプシン遺伝子配列と 相同性を示すような配列が存在するか否かを検討した。タコロドプシン遺伝子、ウシロドプシン遺伝子をプローブとして種々の条件でサザンハイブリダイゼーションを行ったところ、各々のプローブに相同性を示す、いくつかのバンドを同定することが出来た。その中には、ウシ、タコロドプシンプローブの両方と相同性を示すバンドもあった。これらの実験から、スクリーニング条件の情報、ロドプシン類似遺伝子の存在を示唆する結果が得られた。現在これらの知見を基にホヤのゲノムライブラリーのスクリーニングを行い、いくつかのポジティブクローンを得て、解析を進めている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Tsuda M.,et al.: "Light induced conformational changes of octopus rhodopsin and activation of multiple G-proteins." Photochem.Photobiol. 61. 103 (1994)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Huang L.,et al.: "A resonance Raman study of the C=N configurations of octopus rhodopsin,bathorhodopsin and isorhodopsin." Biochemistry. (in press).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 津田基之: "ものが見えることはどういうことか 視覚初期過程の分子メカニズム" パリティ. 11. 8-15

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 津田基之: "生物物理から見た生命像2「生体膜-生命の基本形を形つくるもの」" 吉岡書店, 167 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 津田基之、岩佐達郎、中川将司、吉川知志: "新タンパク質応用工学" フジ・テクノシステム, 95 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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