研究課題/領域番号 |
07269222
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
池原 進 関西医科大学, 医学部, 教授 (90108986)
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研究分担者 |
比舎 弘子 関西医科大学, 医学部, 助手 (90151422)
土岐 純子 関西医科大学, 医学部, 助手 (40077681)
長田 憲和 関西医科大学, 医学部, 講師 (40155940)
稲葉 宗夫 関西医科大学, 医学部, 講師 (70115947)
安水 良知 関西医科大学, 医学部, 講師 (00142753)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1995年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | 骨髄移植 / 造血幹細胞 / ストローマ細胞 / MRL / lprマウス / 主要組織適合抗原 |
研究概要 |
(1)5-FU処理4日後のマウス骨髄より、Lin^-/CD71^-/ClassI^<high>のpopulationを分離し、この細胞がlong-term reconstituting activity(LTRA)を有すること,すなわち多能性造血幹細胞であることを証明した(PNAS92:5945-5949,1995)。 (2)このようにして分離した多能性造血幹細胞とstromal cellsとの間には、in vivoのみならず、in vitroでも主要組織適合抗原(MHC)の拘束性が存在することを見い出した(Submitted to ゙Blood゙)。 (3)それ故、多能性造血幹細胞がMHCのbarrierを越えて生着するためには、donor側のstromal cellsを補充する必要があることを見い出した(Exp.Hematology23:347-352,1995)。 (4)MRL/lprマウスでは、T細胞を除去した骨髄細胞を移植しても゙lpr-GVHR゙が起こるが、MRL/lprマウスのstromal cellsを移植することによって、゙lpr-GVHR゙を抑制し、自己免疫疾患を正常マウスにtransferすることに成功した(J.Immunol 156:79-84,1996) (5)Lin^-/CD71^-/ClassI^<high>populaionをさらにc-kit^<low>に分別し、Ly5congeneic miceを用いて、LTRAをassayした所、c-kit^-のpopulationがLTRAを有すること,すなわち多能性造血幹細胞は、c-kit^-であることが明らかになった(Submitted to ゙Nature゙)。
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