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多発性外骨腫(ガン抑制)遺伝子のポジショナルクローニングと発がん機構

研究課題

研究課題/領域番号 07272232
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関長崎大学

研究代表者

新川 詔夫  長崎大学, 医学部, 教授 (00111170)

研究分担者 陣野 吉廣  長崎大学, 医学部, 講師 (20179097)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
1995年度: 4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
キーワード外骨腫 / 腫瘍抑制遺伝子 / ポジショナルクローニング
研究概要

多発性外骨腫症(EX)遺伝子の位置的単離の目的で以下の検討を行った。平成6年度研究で単離した4個の切断点相当クローンから設計したPCRプライマーを用いて、エクソントラッピング、エクソン結合、3′RACE、および5′RACE解析を行い、成人精巣細胞で発現している転写物K37を単離、さらに計7個のエクソン様配列から成るcDNA (CD37)を単離した。エクソン1〜3領域に相当するゲノムDNA役42kbの塩基配列を決定した。エクソン1と2はL1およびAlu配列だったので、この領域中に他のエクソンが存在する可能性を考え、コンピュータ解析により、同領域配列中のエクソン候補を探索したが発見されなかった。一方、エクソン7と8はalternativeスプライシングされていた。RT-PCRによる検討では、エクソン4、5に相当する配列は精巣と同様に軟骨細胞でも発現していたが、5′側エクソン様配列は発現していなかった。Zoo blottingによる解析では、牛、豚および鶏でバンドを検出したが、マウスやラットでは検出されなかった。単離したcDNAは外骨腫遺伝子の候補だと考え、現在完全なCD37-cDNA配列を構築中である。cyk8-12の3′側にマップされたもう1つのYAC (cyk8-163)内にもエクソン様配列(k-219)を見いだしたので、もう1つの候補遺伝子として現在その解析も行っている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] YOSHIURA K,KOYAMA K,ET AL: "Molecular Cloning of the 8g traus location breakpoint of t(8;13) found in a patient with wultiple exostoses" Human Genetics. (in press). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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