研究課題/領域番号 |
07273103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
西宗 義武 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (80029793)
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研究分担者 |
三浦 恭定 自治医科大, 医学部, 教授 (60048965)
松居 靖久 東北大学, 加齢医学研究所, 助教授 (40241575)
近藤 玄 大阪大学, 遺伝情報実験施設, 助手 (40243258)
金倉 譲 大阪大学, 医学部, 助手 (20177489)
北村 幸彦 大阪大学, 医学部, 教授 (70028520)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
1995年度: 12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
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キーワード | c-kit / 精細胞 / 精巣 / 始原生殖細胞 / マスト細胞 / チロシンキナーゼ / 造血系腫瘍 |
研究概要 |
精細胞の増殖にc-kitとそのligandによる刺激が重要な役割をはたす事が明らかになったが、精巣においてより強いc-kitの発現がみられるLeydig細胞ではその増殖にも又分化機能の発現にも大きな働きを持たない事が分かった。さらに、始原生殖細胞の増殖はEG細胞よりクローニングしたレセプター型チロシンキナーゼSkyのリガンドであるGas6の刺激により促進される事を見い出した。又、HPVE6E7トランスジェニックマウスにおける精巣腫瘍の発生はc-kitに依存しないがその増殖がc-kitとそのリガンド刺激により促進される事が分かった。マスト細胞におけるc-kitの発現にはmi遺伝子がコードするMITFが関与している事を明らかにした。又c-kit活性化変異が造血系腫瘍の発症に関わっている可能性が強く示唆され、AMLとALLの鑑別にc-kitの測定が有用である事が示された。
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