研究課題/領域番号 |
07274113
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
高橋 俊雄 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50079828)
|
研究分担者 |
平野 隆 通産省工業技術院, 生命工学技術研究所, 室長
橋田 充 京都大学, 薬学部, 教授 (20135594)
神部 真理子 東北大学, 加齢医学研究所, 講師 (00195190)
前田 浩 熊本大学, 医学部, 教授 (90004613)
小川 泰亮 武田薬品, DDS研究所, 所長
|
研究期間 (年度) |
1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1995年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
|
キーワード | ドラッグデリバリーシステム / 化学療法 / マイクロスフェア- / ミサイル療法 / キメラ抗体 / 血管新生 / 遺伝子治療 |
研究概要 |
1.シスプラチン含有マイクロスフェア-を作製し、15例に臨床応用したところ、全身投与に比較して副作用が軽減された。また、その効果も同じ量のシスプラチンの全身投与に比較して高い傾向が認められた。 2.ヒト大腸癌に対するキメラ抗体と抗癌剤ネオカルチノスタチン(NCS)との複合体の臨床第1相試験の結果、副作用は低くなり、最大耐量は約四万単位と推定された。また、Human Anti-Mouse Antibody(HAMA)の産生がマウス抗体との複合体に比較すると抑制されていた。臨床第二相試験に向けて複合体の大量合成を開始し、必要な量の複合体が確保された。 3.家兎移植腫瘍の肝転移モデルを用いた検討で、リピオドール懸濁血管新生抑制剤TNP-470が、水溶液より優れていることが明らかになった。また、その副作用も軽減された。 4.proliferating cell nuclear antigenのmessen-ger RNAに対するanti-sense oligonucleotideが胃癌細胞の増殖を抑制することが明らかになった。
|