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オピオイド受容体分子のジーンターゲッティングによる生理機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 07278240
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

竹島 浩  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (70212024)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードオピオイドペプチド / モルヒネ / 鎖 ノシセプチン / G蛋白カップル受容体
研究概要

本研究の目的は最近になり構造の明らかにされたオピオイド受容体の中枢神経系における機能に迫ることであり、そのためにまず受容体欠損のモデル実験動物を作製することが急務である。申請者らはcDNAクローニングにより4種のオピオイド受容体関連遺伝子(ROR-A,B,C,D)を見い出し、ROR-C(リガンド不明なオピオイド受容体相同物)とROR-D(kappa型オピオイド受容体)のマウスにおける遺伝子単離及びその構造決定を行った。さらに、マウス胚性幹細胞(ES cells)を用いた相同組み換え法により、ROR-C受容体欠損マウスをモデル実験動物系として樹立した。
極く最近、スイスと合衆国の独立の研究グループからROR-C受容体に対する生体内リガンドとしてnociceptin又はorphaninFQと名付けられた神経ペプチドが報告され、その疼痛閾値を低下させる生物学的活性が示された。現在、申請者らはnociceptin/orphaninFQ受容体欠損マウスと対照動物の比較から疼痛閾値や学習能力の変化を検討中であり、近い将来nociceptin/orphaninFQ受容体の中枢神経系での機能が明らかにできるものと期待している。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宝谷 他 4名: "Structure and regional distribution of nociception/orphain FQ precursor" Biochem.Biophys.Res.Commun.(印刷中).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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