研究課題/領域番号 |
07281103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
磯貝 彰 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (20011992)
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研究分担者 |
渡辺 正夫 岩手大学, 農学部, 助教授 (90240522)
神山 康夫 三重大学, 生物資源学部, 教授 (80024579)
乗岡 茂巳 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教授 (70198638)
北野 英己 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教授 (50144184)
鎌田 博 筑波大学, 生物科学系, 教授 (00169608)
崎山 文夫 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (40029947)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
315,800千円 (直接経費: 315,800千円)
1998年度: 68,800千円 (直接経費: 68,800千円)
1997年度: 70,900千円 (直接経費: 70,900千円)
1996年度: 73,800千円 (直接経費: 73,800千円)
1995年度: 102,300千円 (直接経費: 102,300千円)
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キーワード | 自家不和合性 / S遺伝子 / S-RNase / S-レセプターキナーゼ / FISH / 胚発生 / 不定胚 / 変異体 / 不定胚誘導 / GTPase |
研究概要 |
1.アブラナの自家不和合性 磯貝はBrassica rapaの花粉から、SLGに結合する物質群を単離した。一方、FDDによって、花粉で発芽し多型が認められる2種類の遺伝子群を単離した。これらはシステインに富む分子量約7kDの蛋白質であった。渡辺は、B.rapaのS9系統の76kbのSLG,SRKを含むゲノム断片中で葯・花粉で発現している2種類の遺伝子を同定した。福井はB.rapaの染色体をDNAファイバー化し、FISHによりSLGとSRKを可視化することに成功した。 2.ナシ、タバコの自家不和合性 乗岡はニホンナシS3-RNaseの結晶化に成功した。タバコS1-RNaseの水銀置換結晶については2.7オングストロームの分解能までの回折強度データを収集した。またGSTとニホンナシS3-RNaseの融合蛋白質の大腸菌での発現に成功した。 3.サツマイモの自家不和合性 神山はサツマイモ野生2倍体種において,S遺伝子型に特異的な柱頭蛋白質(SSP)を解析し、これが柱頭表面の乳頭細胞で強い発現すること、またS遺伝子から1.2cMの距離にマッピングされることを明らかにした。 4.初期胚発生 北野はイネ初期胚発生突然変異体を用いて遺伝解析を行い、合計12の遺伝子座を同定した。変異体のホモ型胚を培養し植物体再分化の可能性を検討した。鎌田はニンジンの不定胚および受精胚において胚発生の極く初期から発現している遺伝子(C-ABI3)およびシロイヌナズナのその相同遺伝子(ABI3)のプロモーター領域に共通して存在するシス配列と思われる配列を同定した
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