• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ニホンナシの自家不和合性におけるS-RNaseの機能

研究課題

研究課題/領域番号 07281209
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関神戸大学

研究代表者

中西 テツ  神戸大学, 自然科学研究科, 教授 (80031227)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードニホンナシ / 自家不和合性 / RNase / ペチュニア / トランスジェニック
研究概要

ニホンナシの自家不和合性において、花柱側で複対立遺伝子に対応して発現している特異的蛋白質が、RNase(S-RNase)と見られることから、遺伝子導入の手法により、S-RNaseの機能と自家不和合性の仕組みを調べようとした。S-RNase遺伝子の形質転換系を得るため、Agrobacteriumのベクターを作成し、ペチュニアに導入した。
ニホンナシ品種二十世紀の花柱のS2-およびS4-RNaseのcDNAをPetunia inflataのS3プロモーターにつなぎ、pBI101のgus cassetをカットした後、ligationを行なった。このプラスミッドをAgrobacterium LBA4404にelectroporationによって導入した。
pBluescript SKからのインサートの切出しとライゲイション、pBI101のrecombinantのそれぞれについてインサートのサイズ確認を行なった。
植物体への遺伝子導入を行うため、ベクターのAgrobacteriumをP.inflataのS3S3系統の葉片に感染させた。共存培養はタバコの縣濁細胞と共に3日間行った。その後、kanamycin (100mg/L)とcarbenicillin (500mg/L)を含む選抜培地に移植した。現在、これらの再分化個体をスクリーニングしている。
以上の実験から、ニホンナシのS-RNaseをペチュニアで発現させ、スケールアップにより、RNaseの機能解析に用いることができることを確認した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Norioka N.: "Nucleotide Sequences of cDNAs Encoding S2-and S4-RNases from Japanese pear." plant physiology. 108. 1343- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi