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メディアと芸術

研究課題

研究課題/領域番号 07301008
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 美学(含芸術諸学)
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

吉積 健  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (50038973)

研究分担者 羽生 清  京都芸術短期大学, 教授 (30183560)
上倉 庸敬  大阪大学, 文学部, 教授 (90115824)
神林 恒道  大阪大学, 文学部, 教授 (80089862)
大橋 良介  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (30093165)
太田 喬夫  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (30098230)
渡辺 真  京都市立芸術大学, 美術学部, 助教授 (50117868)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワード現代芸術 / マス・メディア / 芸術媒体 / モダニズム / ポストモダニズム / ポスト構造主義 / コンピュータ / フォトグラフィズム / 芸術メディア / 首尾一貫性 / 異種混交性 / ヴァーチャル・リアリティ / メディア / フルクサス / フォルマリズム / ポップ・アート / ヴィデオ・アート
研究概要

本研究は、次のような三つの作業枠において実施した。
1,20世紀における新たなメディアと芸術の関係の変遷について、参項文献、その他の資料を収集し、多用なジャンルに及ぶ現代芸術の作品に即しつつ、実証的に考察した。その際、それらのメディアの技法・物質的構造の分析とその美学的・芸術学的意味の読解を中心におこなった。以上の考察は、1910年代から20年代に至る、写真と映画をメディアとするアヴァンギャルド芸術とモダン・デザイン、1960年代のポップ・アートやフルクサスの芸術運動、そして70年代から今日まで、という三つの転換期に大別して行った。メディアと芸術の関係は、一方でマス・メディア時代における芸術の変貌、他方で芸術メディアそれ自体の技術革新という二つの側面を有しており、この両側面から、印刷写真と映画の時代、TV時代、そしてマルチ・メディアの時代のそれぞれの芸術動向を考察し、その研究成果をまためた。
2,主に美学・哲学の理論ないし思想の視点から、これまでの記号美学、情報美学、そして構造主義美学の有効性と限界について、ポスト構造主義以降の美学・芸術学の理論ないし思想を参照することによる解明を行い、その研究成果をまとめた。
3,芸術工学的な側面から、コンピュータと芸術との関係の変遷を、1960年代以降のインターフェイスの技術に注目し検討したが、とくに1980年代以降のコンピュータの大衆化にともなうメディアと芸術の問題を、芸術実践の個人性と巨大テクノロジーの他者性との関係のもとに考察した成果をまとめた。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (20件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (20件)

  • [文献書誌] 吉積 健: "メディア映像と現代デザイン" 芸術学フォーラム. 8. 200-213 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 羽生 清: "現代のパターン" 芸術学フォーラム. 8. 70-81 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 渡辺 真: "デザインの記号論" 芸術学フォーラム. 8. 82-93 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 藪 享: "現代デザインとデザイン史" 芸術学フォーラム. 8. 121-132 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] YOSHIZUMI,Takeshi: "Media Images and Contemporary Art" Forum of Art Science. 8. 200-213 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] HABU,Kiyo: "Contemporary Ptterns" Forum of Art Science. 8. 70-81 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] WATANABE,Sin: "Semiology of Design" Forum of Art Science. 8. 82-93 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] YABU,Tooru: "Contemporary Design and Design History" Forum of Art Science. 8. 121-132 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 吉積 健: "メディア映像と現代デザイン" 芸術学フォーラム. 8. 200-213 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 羽生 清: "現代のパターン" 芸術学フォーラム. 8. 70-81 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺 真: "デザインの記号論" 芸術学フォーラム. 8. 82-93 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 藪 享: "現代デザインとデザイン史" 芸術学フォーラム. 8. 121-132 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 吉積 健: "メディア映像と現代デザイン" 芸術学フォーラム. 8. 200-213 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 羽生 清: "現代のパターン" 芸術学フォーラム. 8. 70-81 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺 眞: "デザインの記号論" 芸術学フォーラム. 8. 82-93 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 藪 享: "現代デザインとデザイン史" 芸術学フォーラム. 8. 121-132 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 太田喬夫: "芸術と芸術論の現在(1995)" 理想. 656. 127-137 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 神林恒道: "芸術における近代" 理想. 656. 2-11 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 上倉庸敬: "19世紀末象徴主義の変貌" 理想. 656. 72-81 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺真: "アメリカの初期の自動車広告とデザイン-どんな価値を広告するのか-" デザイン理論. 34. 1-14 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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