研究課題/領域番号 |
07301017
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学(含社会福祉関係)
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
志田 基与師 横浜国立大学, 教育人間科学部, 助教授 (90178872)
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研究分担者 |
数土 直紀 信州大学, 人文学部, 助教授 (60262680)
遠藤 薫 東京工業大学, 社会理工学研究科, 助教授 (70252054)
富山 慶典 群馬大学, 社会情報学部, 助教授 (50207627)
永田 えり子 (志田 えり) 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 助手 (90208009)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 社会的選択理論 / 社会的厚生関数 / 投票システム / 社会的決定 / 権力 / 集団 / リベラル・パラドックス / 差別 / 集合的選択ルール / 代議制 |
研究概要 |
本年度も、一昨年度・昨年度に引き続き、各人の研究分担にかんする固有の問題の掘り下げを行った。各人の個人的な研究の蓄積の上に立って、相互の連絡によって研究を深化させた。9年12月27日には研究会を開催し、2件の報告を受けた。3年間にわたる研究の成果は、別に公表する報告書を参照されたい。一昨年度以来明らかにしている解明されるべき論点として、(1)合理的選択理論と社会的選択理論との関係、(2)社会階層や職業に対する価値の序列付けのような具体的な社会現象と抽象的理論の接続、(3)様々な集団や組織で行われている具体的な決定方法の定式化と解明、などがあげられていたが、これらについて大きな成果をあげている。また、社会的選択理論の分野では古典の一つであるSen,A.K.Collective Choice and Social welfare,1970の翻訳も行い。報告書の第2分冊として公開することができた。 また前年度に引き続き集合的選択ルールの代数学的構造を解明する、コンピューター・プログラムの開発が継続されたが、公表に足る十分な成果を得られていないことは遺憾である。
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