研究課題/領域番号 |
07301070
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
榊 達雄 名古屋大学, 教育学部, 教授 (10022401)
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研究分担者 |
片山 信吾 名古屋大学, 教育学部, 助手 (30262819)
植田 健男 名古屋大学, 教育学部, 助教授 (10168627)
三羽 光彦 岐阜経済大学, 経済学部, 教授 (90183392)
外山 英昭 山口大学, 教育学部, 教授 (50091202)
小出 達夫 北海道大学, 教育学部, 教授 (70001823)
小川 利夫 愛知大学, 法学部, 教授 (00022400)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 戦後教育改革 / 学校制度 / アーティキュレーション / 地域社会と教育 / 6・3・3制 / ア-ティキュレーション |
研究概要 |
本研究は、戦後日本の6・3・3制の成立と展開およびその変容の質と程度を地域の実態にそくして実証的に解明し、かつ、同制度が日本の教育、社会、経済に及ぼした影響を構造的に考察することを目的とし、平成6年度から平成9年度まで3ヶ年にわたり実施した。地域実態調査として、東京都、奈良県、山口県、北海道、沖縄県にて聞き取り調査または学校調査を実施し、また、全国各地の関連資料の所在確認、収集、数度にわたる研究分担者及び研究協力者を中心とする研究会の開催等を通じて、以下の研究成果が得られた。 (1) 資料収集 同制度の成立及び展開に関する各地域、学校を単位とする資料の所在確認及び収集を行い、貴重な文献を含む研究遂行上有益な資料を見い出した。 (2) 地域の実態の解明 聞き取り調査及び学校調査の結果、各地域の政治、経済、社会等と教育の諸事情のなかで6・3・3制の成立、展開、変容に特殊性と普遍性が存在していることが明らかになった。 (3) 研究成果と課題 以上を通して、必ずしも全国的に網羅的には調査研究するに至らなかったが、戦前の学校教育制度と戦後6・3・3制教育制度の間の連続性及び非連続性、同制度成立過程における地域的特性、展開過程における変容についての分析視覚を設定することができた。全国的体系的な考察は今後の課題として残された。
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