研究課題/領域番号 |
07301076
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 関西大学 (1996-1997) 神戸女学院大学 (1995) |
研究代表者 |
朝治 啓三 関西大学, 文学部, 教授 (70151024)
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研究分担者 |
有光 秀行 高知大学, 人文学部, 助教授 (80253326)
山辺 規子 (芝井 規子) 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (00174772)
河原 温 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (70186120)
直江 真一 九州大学, 法学部, 教授 (10164112)
鶴島 博和 熊本大学, 教育学部, 助教授 (20188642)
西川 洋一 東京大学, 法学部, 教授 (00114596)
都築 彰 佐賀大学, 教育学部, 助教授 (20163850)
井内 太郎 広島大学, 文学部, 助教授 (50193537)
吉武 憲司 慶応義塾大学, 文学部, 助教授 (60210671)
新井 由紀夫 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (30193056)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | ヨーロッパ / イギリス / 中世史 / 史料学 / 古文書学 / データベース / ヨーロッパ中世史 / イギリス中世史 / 史料 / 資料 / 古文書 / 古書体考 / マニュスクリプト / 刊行一次史料 / 史料操作技術 |
研究概要 |
日本における西洋中世史研究を国際的水準にするために必要な基盤作りの一環として、史料学を確立するための網羅的な調査及び研究を実施した。史料学のうち、古文書学や古書体学は主として史料官(アーキヴィスト)の専門分野であるので、我々は歴史研究者の立場から今回の研究課題を、まず原史料から刊行史料が生まれる過程についての調査、その知識や技術の習得、次いで原史料や刊行史料を用いての歴史研究、最後に研究成果の国際学会での公表の三点に絞った。のべ17人の研究者を動員して、年代記や法書などの叙述史料、及び特権状、令状、権利証書、公証人文書など公的権力から下される命令の記録、さらには国王や諸侯の財政、家政、司法、領地経営などの日常行政文書、また教会や都市の司法・会計文書について、史料の生まれる過程と現状、それへの接近方法についての知識を獲得・整理した。次に各分担者が担当した分野での代表的史料を用いて歴史研究を実践し論文を作成した。このうちカ-チュラリと呼ばれる分野の史料については、コンピュータで利用可能なデータベースを作成した。メンバーのうち3人はイギリス及び合衆国での学会で成果を英語で発表し、またイギリスで発行される雑誌や図書に研究成果が英語で掲載された。しかし3年間の研究期間では全ての分野の文書史料を扱いきることは不可能であり、また歴史研究をより豊かにするには文書以外の資料(考古学資料、印章、碑文など)をも視野に含める必要があろう。これらは今後の課題である。
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