研究課題/領域番号 |
07304047
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物質変換
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
小槻 日吉三 高知大学, 理学部, 助教授 (80093954)
|
研究分担者 |
葛谷 昌之 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (10082984)
富岡 秀雄 三重大学, 工学部, 教授 (20024599)
安藤 喬志 (安藤 高志) 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70029867)
井畑 敏一 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80029644)
松本 澄 京都大学, 大学院・人間・環境学研究科, 教授 (20026818)
西本 清一 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10115909)
浅野 努 九州大学, 有機化学基礎研究センター, 教授 (40094057)
森 章 九州大学, 機能物質科学研究所, 教授 (70038602)
近藤 隆 神戸大学, 医学部, 講師 (40143937)
片桐 信弥 東北大学, 薬学部, 助教授 (60089787)
中村 栄一 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00134809)
|
研究期間 (年度) |
1995 – 1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
11,800千円 (直接経費: 11,800千円)
1997年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1996年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1995年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
|
キーワード | 有機合成 / 超高圧反応 / 超音波 / フラッシュ気相熱分解 / プラズマ / ラジカル反応 / 有機官能基変換 / 極限反応 |
研究概要 |
本研究の目的は、超高圧、超音波、フラッシュ気相熱分解(FVP:有機化合物にとっての超高温)の三つの超条件に加え、プラズマの極限条件を用いる新しい有機化合物の活性化の達成、それによる有機化合物の効率的な変換を行うことにある。 個々の分野での具体的な成果は次の通りである。 1超高圧条件下での有機合成: 超高圧反応場での分子認識能を有する超分子化合物の合成、芳香族求核置換反応による芳香族アミン類の新規合成、酵素の活性化による核酸物質の変換、トロポロン類の新規環状付加反応、有機異性化反応の圧力効果と機構の解明、β-ケトエステル類のマイケル反応に対する高圧反応、さらにはいくつかの新規官能基変換反応の開発。 2超音波環境下での有機合成: 超音波照射条件の実験的制御と画一化に配慮しつつ、固相反応への超音波の効果、超音波環境下におけるフッ素化、フルオロウラシル類の超音波活性化プロドラッグ化、水溶媒の反応への影響、活性酸素発生機構の解明。あわせて、それらの反応機構の解析や分子変換、さらには有機結晶環境下での選択的分子変換。 3フラッシュ気相熱分解(FVP): カルベン・ナイトレン等の高温気相下での反応・機構の解明、有機ケイ素・ゲルマニウム化合物の新規反応性の開発による環状新規化合物の合成。 4プラズマ有機合成: 放電条件の違いにより発生するプラズマの状態に相違があるが、有機物質の改変を目標として、グロー放電法によるラジカル種の生成、高分子化合物の表面処理、固体パーオキシラジカルの構造と反応性の解明。
|