研究課題/領域番号 |
07305006
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 総合 |
研究分野 |
機械工作・生産工学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岩田 一明 大阪大学, 工学部, 教授 (30031066)
|
研究分担者 |
小野里 雅彦 大阪大学, 工学部, 助教授 (80177279)
高田 祥三 早稲田大学, 理工学部, 教授 (50120340)
大場 史憲 広島大学, 工学部, 教授 (10081267)
木村 文彦 東京大学, 工学部, 教授 (60133104)
伊東 誼 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016441)
|
研究期間 (年度) |
1995 – 1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
20,400千円 (直接経費: 20,400千円)
1996年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1995年度: 14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
|
キーワード | 仮想生産システム / シミュレーション / 統合化 / 製造プロセス / 分散処理 / 仮想生産 / プロセス / プロセスシミュレーション |
研究概要 |
本研究は仮想生産のためのプロセスシミュレーションの統合化に関して研究を行い,以下に挙げる成果を得た. 1)生産活動に含まれるプロセスを物理的ならびに情報処理的な面から分類し、そのプロセスをシミュレーションするために必要となる情報、知識、処理手法等を検討した。 2)生産のプロセスのシミュレーション・ソフトウェアについて調査を行い、その機能、入出力情報、他プロセスとのインタフェースなどを分析した。 3)仮想生産を実現するための統合的なプロセスシミュレーションの計算機環境の基本仕様としてOSAViSを提案し、プロセスシミュレーション・ソフトウェアで実現される機能、入出力情報、前提となる条件、実行されるプロセスの制御とプロセス間通信、ユーザインタフェース、アプリケーションインタフェース、分散処理の実現手法などについて定めた。 4)各種のプロセスシミュレーションを統合して実行する計算機環境を実現するために、購入したモデリング用ワークステーションならびにシミュレーション用ワークステーション上での、通信、モデリング、シミュレーション制御などに関する基本機能を実装した。 5)個別的なプロセスシミュレーションの機能および入出力の標準化と、それに基づく統合プロス・シミュレーションのフレームワークを提案した. 6)統合プロセスシミュレーション環境の実装と、それをもちいたシミュレーションの実施、およびフレームワークの評価を行い,その有用性を確かめた.
|