研究課題/領域番号 |
07305047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 総合 |
研究分野 |
海洋工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
福地 信義 九州大学, 工学部, 教授 (80039677)
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研究分担者 |
土井 康明 広島大学, 工学部, 助教授 (10134454)
古林 義弘 熊本工業大学, 構造工学科, 教授 (00234857)
トーマス ジョージ 大阪府立大学, 工学部, 講師 (40243919)
篠田 岳思 九州大学, 工学部, 助教授 (80235548)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 海洋居住空間 / 感性評価 / 温熱環境 / 動的環境 / 視聴覚環境 / 環境設計 / 人体温熱制御 / 数量化基準 / quantitative criterion |
研究概要 |
海洋都市構想の出現やクルーズ客船の建造増加などに伴い、快適空間の創出が強く求められ、これが付加価値の最重要な要因となっている。海洋空間利用構造における快適空間の形成には、温熱環境、視聴覚環境、動環境等の環境設計を行う必要があるが、これには、個人差、主観によるあいまいさを含めた数量化された基準を必要とし、,また、種々の快適要因を総合的に評価する感性評価のための手法の構築が不可欠であり、新たに環境設計の手法の確立が望まれている。 本研究では感性設計の応用的研究として、感性情報を処理し快適度を評価するために、空間環境の快適性の概念構造を形容語情報により調べ、計測される感覚情報と概念的感情情報とを関係づけた快適性の評価構造を、ファジィ理論と評価解析法によりモデル化し評価選定システムを構築した。また開発された評価システムを居住空間の快適度評価に適用し、クルーズ客船の客室における環境設計を試みることにより、本研究の実際問題の適応性を確かめた。さらに、居住空間および暴露環境下における快適性のための人体温熱制御に関する数学モデルを構築し、快適度と快適さの限界条件を調べた。
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