研究分担者 |
小茂鳥 潤 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (30225586)
越智 保雄 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (70017416)
木村 雄二 工学院大学, 工学部, 教授 (90107160)
武藤 睦治 長岡技術科学大学, 教授 (00107137)
鈴木 秀人 茨城大学, 工学部, 教授 (30090369)
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研究概要 |
本申請課題をより効率的に進めるため,日本機械学会にすでに設置されている,「表面・界面の創成技術と特性評価に関する研究会(主査:清水真佐男)」に,本総合研究のメンバーを中心として,新たに下記の2つの研究小委員会を発足させ,ハイブリッド表面改質処理が疲労信頼性に及ぼす効果について,疲労破壊機解明まで深く掘り下げた実証的研究に取り組んだ. ・小委員会1(委員長:鈴木秀人):ハイブリッド表面改質材の疲労信頼性向上に関する研究小委員会 ・小委員会2(委員長:木村雄二):プラズマ溶射皮膜の特性評価に関する研究小委員会 また,平成7年9月28日に開催された茨城講演会で,当総合研究のメンバーを中心としてオ-ガナイズドセッション「ハイブリッド表面処理による強度信頼性向上の発現(オ-ガナイザ;鈴木秀人(茨城大学),木村雄二(工学院大学),武藤睦治(長岡技術科学大学))」を開催した.研究分担者によるこれまでの研究成果発表と4件の基調講演を行い,ハイブリッド表面改質に関わり特に今後早急に解決すべき問題について焦点を絞り討論を行った. さらに,平成9年1月16日には,慶應義塾大学において研究成果の総括を目的とした研究討論会を実施し,下記の項目について議論を行い,今後行うべき課題についてまとめた,以下に討論した議題を記述する. 1.マイクロパルスシステムによる表面焼入れ材の疲労信頼性について 2.「P-S-N球儀」による表面改質部品の疲労信頼性設計につて 3.浸炭異常層を除去した高濃度浸炭鋼の疲労強度評価法につて 4.遮熱コーティング材の熱サイクル損傷と遮熱特性について 5.イオン窒化とTiN被覆によるハイブリット表面改質鋼の疲労強度特性について
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