研究課題/領域番号 |
07307002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 総合 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
森本 武利 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (30079694)
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研究分担者 |
山下 博 産業医科大学, 医学部, 教授 (00030841)
河田 光博 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (60112512)
竹井 祥郎 東京大学, 海洋研究所, 助教授 (10129249)
白木 啓三 産業医科大学, 医学部, 教授 (00035453)
河南 洋 宮崎医科大学, 医学部, 教授 (00049058)
細見 弘 香川医科大学, 医学部, 教授 (70030864)
根来 英雄 福井医科大学, 医学部, 教授 (90018903)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1996年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 水分代謝 / 環境適応 / 飲水 / 中枢性体液調節 / 水分代謝の比較生理学 / 水分代謝と体温 / 水分代謝と循環 / 予測制御 / 飲水行動 / 水代謝の比較生理学 |
研究概要 |
本研究は、体液の調節に関し、生体レベルの解析から細胞レベルまでの研究を手掛けている研究者が集い、情報交換並びに討議を通じて体液調節機構の総合像と環境適応における役割について検討することにあった。またこれらの討議を通じ、ともすれば細分化する各自の研究の位置づけを明確にし、それぞれの研究を深化させるための場とすることが出来た。 まず研究の開始にあたり、平成7年8月に第1回目の班会議を2日間にわたって開催し、各班員のそれまでの研究のまとめを紹介すると共に、情報の交換、ならびに将来の研究に関する討議を行った。なお参加した研究者の専門分野としては、体液変化の受容機構に関し、容積受容器ならびに浸透圧受容器に関する研究、調節機構として、口渇および飲水行動と交感神経による腎機能調節機転、水分代謝と体温調節との関連、体液調節の中枢機序、比較生理学的な視点からの研究を加えて研究を進めた。 各班員の研究テーマは、以下の通りである。 視床下部体液調節系と内分泌環境(本間信治、赤石隆夫)、水分代謝の予測制御とネガテイブフィードバック(細見 弘、森田敬之)、中枢性体液調節へのサイトカインの関与(河南 洋)、水分代謝の神経生物学的研究(河田光博)、水分代謝における浸透圧受容性神経回路(根来英雄)、運動の水分代謝に及ぼす影響(能勢 博)、ヒトの口渇・飲水行動と体液量(白木啓三)、水分代謝の比較生理学(竹井祥郎)、脳内浸透圧受容メカニズムの分子生理機構(山下 博)、水分代謝と循環調節(森本武利)。 平成8年11月には、2年間の研究成果を持ち寄って、第2回目の班会議を開催し、2日間、十分の時間を掛けた討議を行うと共に、今後の研究の発展に関する討議を行うことが出来、有益であった。
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