研究課題/領域番号 |
07308039
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 総合 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高村 透一 (高村 秀一) 名古屋大学, 工学部, 教授 (40023254)
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研究分担者 |
俵 博之 核融合科学研究所, 企画情報センター, 教授 (90037797)
村岡 克紀 九州大学, 大学院総合理工学研究科, 教授 (80038546)
藤本 孝 京都大学, 工学研究科, 教授 (90026203)
上杉 喜彦 名古屋大学, 理工科学総合研究センター, 助教授 (90213339)
大野 哲靖 名古屋大学, 工学部, 講師 (60203890)
畑山 明聖 慶応義塾大学, 理工学部, 助教授 (10245607)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1996年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1995年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
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キーワード | 高熱流プラズマ / 核融合 / 磁気ダイバータ / プラズマ-ガス相互作用 / ITER / 再結合 / 部分的局所熱平衡 / 高リュードベリ原子 / プラズマ熱流 |
研究概要 |
[1]TPD-I装置を用いたPlasma Detachment基礎研究 プラズマ密度が閾値以上において動作ガス導入によりDetached Plasmaが得られることを実験的に示た。 [2]NAGDIS-II装置を用いたPlasma Detachmentにおける再結合過程研究 Plasma Detachmentにおいてターゲット板へのプラズマ粒子束の減少に伴うプラズマ再結合を分光学的に実証した。また部分的局所熱平衡が満足されることによりプラズマ温度が0.2eV程度低くなっていることを明らかにした。このほか、プラズマ再結合に対する水素分子の効果や熱パルス到来に伴う減少など新しい現象を発見した。 [3]ITERダイバータ専門家グループとして活動 1)国内に於ける周辺プラズマ領域に関する理論・シュミレーション研究の活動調査 2)「ITER物理R&D」専門家グループの現状と展望の一環としてダイバータ物理R&Dの解説をプラズマ核融合学会誌に掲載した。 [4]高熱流プラズマと中性粒子の相互作用に関する解説 「最近のダイバータ研究の動向」の一環として「非接触プラズマ」についてこの分野の入門的紹介をプラズマ・核融合学会誌で行った。 [5]周辺プラズマ理論国際ワークショップ関連活動 標記W.Gの組織委員として、会の運営、招待講演の決定を行うと共に、論文を発表し、また会全体の概要をプラズマ・核融合学会誌に報告した。 [6]米国MITグループとの共同研究 Detached Plasmaの再結合に伴う構造の形成、分子が関与する再結合過程についてDr.Krasheninnikovを中心とするMIT核融合プラズマ研究センターの理論グループと共同研究を行った。 [7]総合研究(A)主催研究会の開催 1)「高熱流プラズマ炎の物理化学過程」研究会 大阪商工会議所賢島研修センタープラージ 平成7年11月1、2日 参加者35名 「プラズマ-ガス相互作用」研究会 名古屋弥生会館 平成8年12月5、6日 参加者30名
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