研究課題/領域番号 |
07355007
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
伊藤 精彦 北海道大学, 工学部, 教授 (30001176)
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研究分担者 |
小川 恭孝 北海道大学, 工学部, 教授 (70125293)
澤谷 邦男 東北大学, 工学部, 教授 (60108470)
立居場 光生 九州大学, 工学部, 教授 (40037924)
高野 忠 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 教授 (80179465)
細矢 良雄 北見工業大学, 工学部, 教授 (20241424)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | アンテナ / 電波伝播 / ISAP / 国際会議 / 国際シンポジウム / 移動通信 / エネルギー伝送 / 電磁界解析 |
研究概要 |
1.アンテナ伝播技術は高度情報社会を支える必須の要素技術である。我が国のアンテナ、伝播、電磁界理論の研究は古い歴史と実績に支えられ、戦前、戦後を通じて国際的に高い評価を受けてきた。その反映として1971年以来、5回に渡り、アンテナ伝播国際シンポジウムが日本において開催され、多くの参加者のもとに大きな成功を収めてきた。 2.本研究は来る1996年に開催予定のアンテナ伝播国際シンポジウム(ISAP'96)の準備のため、アンテナ伝播関連技術および研究課題について総合的に企画調査を行ったものである。すなわち、これまでに発展してきたアンテナ伝播技術の整理統合と今後の研究課題を明確にし、シンポジウムの運営に益することを目的とした。このような検討を行うには総合的な知見と広い視野が必要であり、本研究組織には国内の主要なアンテナ伝播関連研究者27名が参画した。 3.上記の目的で研究分担者ほぼ全員が一堂に会して方針を検討する全体会議を平成7年6月に開催した。また、各分担者間の事務連絡と研究調査の調整を行う幹事会を平成7年6月、9月、11月、12月の4回実施した。更に、各分担者は担当分野につき、随時調査を行った。 4.本研究による、アンテナ伝播関連技術の整理統合化と新しい課題の提案は、インテグレーテッド・アンテナ、ミリ波アンテナ、無線電力伝送、衛星移動通信、リモートセンシング、医工学への電波の応用、広帯域室内伝播特性、電磁界の大規模計算などを中心に網羅的に行われた。体系化された知見は、1996年アンテナ伝播国際シンポジウムにおいて各分担者が発表する予定である。
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