研究分担者 |
上野 直人 北海道大学, 薬学部, 教授 (40221105)
二重作 豊 北里大学, 医療衛生学部, 教授 (50014197)
坂井 英隆 九州大学, 歯学部, 教授 (80136499)
高木 亨 東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (20124696)
久保木 芳徳 北海道大学, 歯学部, 教授 (00014001)
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研究概要 |
課題名の目的に従って研究分担者9名がテーマ別に分担し,永井が調査を総括した。 「硬組織誘導の制御」研究の現状調査の総括は,永井(病理)が行った。「遺伝子工学による生物学的骨再建の制御」久保木(生化学)は,BMPの在外研究員として海外の調査(H7〜8年)実施。「硬組織誘導性上皮-間葉系組織の制御」福山は,特に歯胚誘導の研究。「石灰化誘導の微小分析制御」川崎は,特に歯の元素分析。「生体材料と骨結合の分子生物学とその臨床応用」村瀬は骨結合インプラント。「骨髄誘導性の骨微小環境の制御」坂井は,特に骨髄の性格の誘導。「骨改造と病態現象の遺伝子解析」山崎は,特に遺伝子欠損マウス。「硬組織基質成分の分子生物学的解析」二重作は,特にEELSによる元素分析法。「エナメル質形成制御の分子生物学的解析」高木は,特にアメロジェニン。「細胞増殖因子と形態誘導の解析」上野は(生体機能学)特にアクチビン,BMPについて。 上記のテーマについて各分担者が全国的に代表的研究論文,研究者及び学会,研究会をリストアップし,代表者が各分野別に研究者のネットワークをつくった。平成8年1月に岡大で骨・歯牙誘導制御の分子生物学をどのように展開し,臨床応用していくかの方向性をさぐった。研究代表者永井は,ネットワークを作成するため,直通FAX086(225)8749,Email nori@dent Okayama-u.ac.jp(Internet adress)を設置した。研究協力学会である日本硬組織研究技術学会,Journal of Hard Tissue Biologyの英文化(4(1),4(2))を支援すると共に特別号(Vol.4(3))に日本学術会議口腔機能学研究連絡委員会シンポジューム記録を企画した。研究分担者は,平成8年度発足重点領域研究に,歯牙・歯周骨・組織再建誘導制御の分子生物学的戦略研究(領域代表者永井教之岡大教授)として申請することに合意した。
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