研究課題/領域番号 |
07358007
|
研究種目 |
総合研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
エネルギー学一般・原子力学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉田 敏臣 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 教授 (00029290)
|
研究分担者 |
小林 猛 名古屋大学, 工学部, 教授 (10043324)
桑原 正章 京都大学, 木質科学研究所, 教授 (40035978)
沢田 達郎 金沢大学, 工学部, 教授 (80019728)
宮本 和久 大阪大学, 薬学部, 教授 (30028849)
関 達治 大阪大学, 生物工学国際交流センター, 教授 (50029245)
|
研究期間 (年度) |
1995
|
研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
|
配分額 *注記 |
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
|
キーワード | 光合成 / CO_2固定 / 微細藻類 / 分子育種 / リグノセルロース / 液体燃料 / ガス燃料 / エタノール |
研究概要 |
本研究は、バイオテクノロジーおよびバイオエンジニアリングの研究者が協力して、生物的手段によって空気中のCO_2を固定し太陽エネルギーを水素やバイオマスとして固定するとともに、得られるバイオマスを液体燃料やガス燃料その他化学物質に変換する技術について調査し、重点領域研究の計画を策定することを目的としている。 微細藻類によるCO_2固定と光エネルギーの化学エネルギーへの変換とエチレンの生成など細胞内での物質変換の機構解析とその制御方法の開発や分子育種による改良、海洋性微細藻類の大量生産と高圧処理による人工石油への変換について検討するとともに、光合成産物である農林産物、リグノセルロース、デンプンなどを生物的プロセスによってガスあるいは液体燃料物質へ変換するプロセスの開発を目途として、リグノセルロースの水蒸気爆砕や担子菌を用いる生物処理、キシロースからのエタノール生産のための分子育種、エタノール発酵の省エネルギー型プロセスならびにバイオマス利用の総合プロセスのシステム解析について検討した。 平成8年1月これらの検討結果を総合的に討論し、平成9年度発足重点領域研究「光合成エネルギー資源の凄惨と生物変換プロセス」の申請を行った。本計画は1)CO_2固定の分子生物学、2)光合成微生物のエネルギー・物質変換、3)バイオマスのガス・液体燃料化、4)バイオマスエネルギー変換のシステム解析の4研究項目からなる。
|