研究概要 |
1.班会議の開催 第1回:平成7年6月2日(金)〜3日(土)東京霞関ビル 全社協ホール 第2回:平成7年6月30日(土)〜7月1日(日)京都芝蘭会館 第3回:平成7年8月26日(土)〜(日)静岡県浜名湖ロイヤルホテル 2.過去5年間における研究の現状(文献検索による解析) (1).神経再生と修復に関する研究 1995年上半期 1994年 1993年 1992年 1991年 1990年 1989年 335件 360件 697件 629件 577件 618件 546件 (2).キーワードによる検索 年次別のキーワードの件数変化から,ここ数ケ年における神経再生と修復に関する研究は,ラットを実験動物として用い,生理学的な或は形態学的な手法による研究から,最近は遺伝子発現や受容体の変化,薬物の影響などを遺伝子工学或は免疫組織学的手法を用いる研究へとかわりつつあることが分かる。同時に自然発症および遺伝子操作により発症させたモデル動物による研究も盛んになりつつある。 3.今後の研究の進め方 年次別の研究テーマの解析と研究者数の把握から,世界的には研究の急速な進展が期待されるが,我が国における神経再生を専門とする研究者数は必ずしも多いとは言えず,今後は重点領域研究の採択による研究者数の増加を第一目標とすると共に,遺伝子工学的な,或はモノクローン抗体を用いる免疫学的な手法を駆使した分子レベルの研究を強力に押し進めることが必要と考えられる。
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