研究課題/領域番号 |
07358021
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上林 弥彦 京都大学, 工学研究科, 教授 (00026311)
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研究分担者 |
横田 一正 京都大学, 工学研究科, 助教授 (10273484)
田中 克己 神戸大学, 自然科学研究科, 教授 (00127375)
牧之内 顕文 九州大学, 工学部, 教授 (30221576)
西尾 章治郎 大阪大学, 工学部, 教授 (50135539)
植村 俊亮 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (00203480)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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キーワード | データベース / データベースモデル / オブジェクト指向 / 分散データベース / マルチメディアデータベース / 自己組織データベース / 分散協調データベース / 高水準情報システム |
研究概要 |
最近の科学技術の高度化や社会構造の複雑化に伴って要求される情報処理の量ならびに複雑さが飛躍的に大きなものになってきており、それに伴って、データベースの使われ方も質的な変化をとげ、ネットワーク上の多様なハードウェア、ソフトウェアを統合し、多様なデータをも統合できる機能を有するデータベースが非常に注目されるようになってきている。また、マルチメディアネットワークを考えると利用者の環境も統合できるような新しいデータベースが重要となる。 本研究の主目的はこのようなデータベースの新しい方向に対処した研究課題の整理を行なうことである。すなわち、ワークステーションネットワークで必要な他のデータベースシステムや応用プログラムと自由に統合できるオープン化、自分から動いてデータを検索したり必要な応用プログラムを動かすような能動データベース、多様性のあるデータを扱えるマルチメディアデータベース、高度な応用開発に適したオブジェクト指向データベースとデータベースアルゴリズムおよび処理の効率化手法などの個別研究と共に、これらの研究の応用開発型のデータベースの研究を行なう。さらにコンピュータ内部の環境と外部の環境を統合することにより、利用者とシステムの分散協調を実現できる。これらは高度情報化社会における高水準情報システム開発のための有力な手段となる。
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