研究分担者 |
佐々木 勲人 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 講師 (40250998)
伊藤 眞 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (60168375)
山田 博志 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (10200734)
鷲尾 龍一 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 教授 (90167099)
小野塚 裕視 筑波大学, 現代語・現代文化学系, 助教授 (10108433)
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配分額 *注記 |
11,800千円 (直接経費: 11,800千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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研究概要 |
日本語,中国語,英語,ドイツ語,フランス語などの東洋の2大言語及び西洋の3大言語の形態現象の分析とその他の言語事実の比較対照分析に基づく理論研究を行い,従来の理論の問題点をいくつか明らかにし,語彙論に関する研究を行った.その結果,主な成果として,次のような成果が得られた:(1)従来の語彙ならびに語形成理論の改良・修正・発展の可能性を検討し,成果を著書や論文として発表した.(2)音節に関する新理論を開発した.(3)言語に関するフラクタル理論を提唱した.(4)様々な言語のボイスを始めとする言語現象に関する新たな知見を明らかにし,それらを著書や論文の形で公開した.加えて,(5)本研究の延長として,「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究を発足させた. レキシコンに関するデータベースの研究に関しては,語彙研究の知見に基づく,信頼に足る事実を体系的にまとめたレキシコン・データベースを作成する基礎研究を行い,主な成果としては,次のようなものが得られた:(6)逆配列日本語アクセント辞典を作成した.(7)形態論語彙目録を作成した.(8)語彙研究用英語データベースを作成した. レクシコンと関連分野のインターフェイスの研究としては,(a)語彙と統語論のインターフェイスに関する研究,(b)語彙と意味論のインターフェイスに関する研究,(c)語彙と音韻論のインターフェイスに関して,各分野のインターフェイスに関する知見の追求を行い,その成果の一端を『英文法への誘い』(1995)や『筑波大学 東西言語文化の類型論特別プロジェクト研究 研究報告書』I,Part I and II.(1998)などで発表した.
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