研究課題/領域番号 |
07405020
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報通信工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
原島 博 東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (60011201)
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研究分担者 |
苗村 健 東京大学, 大学院工学系研究科, 助手 (90292896)
相澤 清晴 (相沢 清晴) 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (20192453)
金子 正秀 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (90262039)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
31,700千円 (直接経費: 31,700千円)
1997年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1996年度: 9,900千円 (直接経費: 9,900千円)
1995年度: 18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
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キーワード | 三次元統合画像通信 / 三次元画像 / 三次元物体 / 次世代画像通信 / 画像符号化 / 光線空間 / 多眼画像 / 構造抽出 / 3次元統合画像通信 / 3次元画像 / 3次元物体 |
研究概要 |
本研究課題では、三次元統合画像符号化の実現へ向けた先駆的な研究、並びにその次世代画像通信への展開を目的として、以下の検討を行なった。 1.3次元統合画像通信のビジョンと3次元画像符号化技術の課題に関する調査・検討 従来の3次元画像技術が入出力技術の各々における個別的な検討が主であったのに対して、入出力方式に依存しない統一的な記述・伝送技術を開発するために必要な検討課題を洗い出し、整理を行なった。 2.3次元画像の記述形式の検討 多様な撮像系から得られた3次元画像の中立的な記述方式として「光線記述方式」に関する詳細な検討を加えた。特に、平面記録・円筒記録・球面記録なる3通りの光線情報の記述方式を定式化し、それぞれの特徴を整理した。 3.3次元画像の入力方式の検討 3次元画像の入力方式を、光線情報のサンプリング方式として捉え、逐次的に3次元空間の情報を取得していく手法を提案した。また、3次元画像のカメラパラメータ推定方式についても検討を加えた。 4.3次元画像の情報圧縮の検討 3次元空間の光線情報に対して統計的冗長圧縮符号化を適用し、これをリアルタイム復号することにより、3次元画像を圧縮・伝送した上でインタラクティブに表示するシステムを開発した。 5.3次元画像の構造化の検討 「被写体の構造抽出」および「光線情報の構造的記述」と言う2つの側面から3次元画像の構造化に関する検討を行なった。 6.3次元画像の表示方式の検討 平面的なディスプレイのみならず、没入型仮想環境における3次元画像の表示方式について検討を加えた。
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