研究課題/領域番号 |
07408008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報システム学(含情報図書館学)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高木 幹雄 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (30013113)
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研究分担者 |
根本 利弘 (根元 利弘) 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (20272510)
喜連川 優 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (40161509)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
1996年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1995年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
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キーワード | ア-カイブシステム / 並列処理 / 負荷分散 / テープマイグレーション |
研究概要 |
比較的小規模な1テラバイト程度のコモディティアーカイブ装置を並置し、次世代に必要とされるペタバイト級超大規模ア-カイバ構成の為の方法論を確立することを目的とする。数百から千台程度の要素ア-カイバの並列駆動並びにその上でのファイル配置、ファイルマイグレーションは全く未知の領域であり、高性能なファイル管理手法を開発するものである。 まず、並列ア-カイブシステム実現可能性について詳細に検討を行ない、ハードウェア的に可能なマイグレーション方式とその実現方式を明らかにするとともに、その為のコストならびにマイグレーション性能を算出した。100〜1000台の要素ア-カイバから成る並列ア-カイブシステムアーキテクチャの概念設計を行ない、この概念設計に基づき、多数台の要素ア-カイバ群に対するアクセス頻度情報に基づくア-カイバ間適応的テープマイグレーション方式の検討を行った。要素ア-カイバのアクセス処理性能を考慮することで、要素ア-カイバ内のテープドライブ装置が故障した場合でも自動的にテープを再配置し、システム性能を損なうことなく動作可能であることを示した。さらに、大量データ高速入出力を実現するための要素ア-カイバ並列駆動方式の検討を行ない、並列駆動の有効な領域を明らかにした。また、地球環境データベースシステムのファイル構成、アクセスパタンを用い、並列ア-カイブシステムを実アプリケーションに用いた場合の有効性を明らかにした。
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