研究課題/領域番号 |
07409004
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 大阪外国語大学 |
研究代表者 |
赤木 攻 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (10030157)
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研究分担者 |
秋田 茂 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (10175789)
村山 裕三 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (20239552)
桑島 昭 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60030128)
松田 武 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (20093495)
西村 成雄 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60030160)
濱口 恒夫 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (70030137)
田中 仁 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (60171790)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
30,200千円 (直接経費: 30,200千円)
1997年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1996年度: 9,400千円 (直接経費: 9,400千円)
1995年度: 14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
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キーワード | アジア太平洋圏 / 地域統合 / 冷戦後の安全保障 / 文明の融合 / 「アジア太平洋地域」関係機関 / アジア国際関係史 / 相互認識とイメージ / インターネットと地域研究 / 冷戦後の安全保障問題 / 文明の「融合」 / H-NET / アジア太平洋圈 / アジア間貿易 / APEC |
研究概要 |
1.各国・各地域における「アジア太平洋圏」の相互認識・イメージを検討するために、国内の研究者、ジャーナリスト、実業界関係者だけでなく、来日中の著名な外国人研究者も招いて研究セミナー、ワークショップを三十回以上にわたって開催した。研究チームのメンバーを中心に、4回にわたる合宿研究会を実施した。以上の各種研究会の成果は、『大阪外国語大学・アジア太平洋論叢』第6〜8号および科研成果報告書に掲載した。 2.日本国内の「アジア太平洋地域」関係機関を訪問し、各機関の設立の経緯・活動内容・特色などを聞き取り調査し、国際交流の現場で、「アジア太平洋」概念がどのように理解され活用されているのか、その実態を明らかにした。外国の研究機関も5機関調査した。調査内容は『大阪外国語大学・アジア太平洋論叢』第6〜8号および科研成果報告書に掲載した。 3.共同研究を終えるにあたり、三年間の成果のレヴュ-を受けるために4名をアメリカ(ウィスコンシン大学、ブルッキングス大学、ジョンズ・ホプキンズ大学)とオーストラリア(シドニー大学、ニュー・サウスウェールズ研究所、オーストラリア国立大学、モナシュ大学、メルボルン大学)に派遣し、アジア太平洋研究をめぐり意見交換を行い、今後の協力関係を模索した。 4.アジア太平洋圏形成を歴史的文脈から再考する作業も同時に行い、1996年4月に大規模なワークショップ「アジア国際関係史の新地平を求めて」を開催した。その内容は1998年中に『1930年代アジア国際秩序』と題して渓水社から別途出版する予定である。 インターネットを活用した「アジア太平洋地域研究」を推進するため、人文・社会科学系でアメリカ最大のコンピュータネットワーク組織であるH-NET(本部:ミシガン州立大学)と学術・研究交流を深め、ワークショップを開催した。
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