研究課題/領域番号 |
07409007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
墻内 千尋 立命館大学, 理工学部, 教授 (80027812)
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研究分担者 |
小池 千代枝 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (20097835)
津田 紀年 立命館大学, 理工学部, 助手 (40066684)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1996年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1995年度: 13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
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キーワード | 超微粒子 / 星間塵 / 結晶 / 非晶質 / QCC / シリコンカーバイト / 機能性量子ボール / 非品質 / 赤外線スペクトル / 形 / 電子顕微鏡 / 酸化物 / 欠陥 / 構造 / 微粒子 / 非晶質酸化ケイ素 / 酸化マグネシウム / サイズ / アルミナ / 赤外吸収 / 電子顕微鏡法 / 非晶質カーボン / グラファイト / シリコンカーバイド / 外形効果 |
研究概要 |
超微粒子の特異性が種々のところで見られることが明らかになると同時に、構造を読むことが比較粒子学の原点であることが明らかになった。ダイヤモンド、グラファイト、SiC、TiC、MoC、ZrC、Al_2O_3、Si_3N_4等の粒子が我々の太陽系形成以前の他の星で創られたもの、すなわちプリソーラーグレインであることが発見されて、惑星科学物質粒子の創製実験が益々重要になってきた。これら物質の多くは難揮発性物質であり、多形が存在し、しかも非晶質構造となるものが多く、スペクトルの相関を困難にしている。スペクトルに形、構造、サイズ、欠陥がどのように関与するかをいくつかの物質で実験的に明らかにすることができた。また、同じ物質でサイズを小さくしていくと拡散を主にして化合物合成が起こり、サイズによって拡散方向が異なることをモデル物質で示すことができた。特にSiCの合成に関して、室温反応で生成できることを示し、表面反応の重要性を初めて明らかにできた。アルミナ、カーボン、シリコンカーバイト、クラスターサイズ粒子の創製とその挙動、表面反応、QCC構造と吸収の相関を明らかにすることができた。まとまった内容の表現を中心にして成果報告書を作った。したがって、この方面の主な研究会を中心にしてまとめた要旨集と論文24編(投稿中含む)をもって構成されている。単なる学会発表の一枚ものの要旨は含まれていない。上記の中にこの研究で展開した内容は充分に含まれ、今後の展開の芽がいくつも出ていることがわかる。
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