研究課題/領域番号 |
07451102
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
独語・独文学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
村田 経和 学習院大学, 文学部, 教授 (10080417)
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研究分担者 |
宮下 茂 学習院大学, 文学部, 教授 (30080419)
新保 雅浩 学習院大学, 文学部, 教授 (20081094)
下宮 忠雄 学習院大学, 文学部, 教授 (90101592)
轡田 收 (轡田 収) 学習院大学, 文学部, 教授 (90051325)
岩淵 達治 学習院大学, 文学部, 教授 (40080410)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 異文化 / 多文化社会 / ナショナリズム / 統一ドイツ / 外国人問題 / ジェンダー / ユダヤ人問題 / 旧東ドイツ / 旧西ドイツ |
研究概要 |
本研究のテーマ「ドイツにおける多文化社会と異文化干渉」は本研究チームの前回のテーマ「ドイツにおけるナショナリズムの歴史的展開と現代的展望」の考察の延長上にあるものだが、今年は研究の3年目に当たり、前回のテーマおよび過去2年間の研究成果を基にして、多文化社会の具体的な問題すなわち外国人問題、ユダヤ人問題、ジェンダー問題を扱い、現在ドイツで進んでいる多文化社会と文化意識がどのように関係しあうかを解明し、どのような条件の下でナショナリズムが発生するかを整備した。今年度の研究実績概要を次の5点にまとめることができる。 1 ドイツに在住する外国人をめぐる問題、戦後のユダヤ人問題が現在の統一ドイツでどのように扱われているかを究明した。 2 この外国人問題とナショナリズムの関係を考察した。 3 さらに、差別、被差別問題を「ジェンダーと文化」という観点から考察した。 4 ナショナリズムの発生条件を歴史的に整理し、過去のナショナリズムと統一後のナショナリズムの共通性、相違点を究明した。 5 現在ドイツで進んでいる多文化社会と文化意識がどのように関係しているか、多文化社会への発展は可能か、異文化干渉は具体的にどのように起こっているかを総括的に考察した。
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