研究課題/領域番号 |
07452013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 国際大学 |
研究代表者 |
WELFIELD Jhon B. (1996) 国際大学, 大学院・国際関係学研究科, 教授 (80160224)
細谷 千博 (1995) 国際大学, 大学院・国際関係学研究科, 教授 (60017564)
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研究分担者 |
塩出 浩和 国際大学, アジア発展研究所, 研究員(講師) (60235497)
信田 智人 国際大学, 日米関係研究所, 研究員(講師) (80278043)
毛利 勝彦 国際大学, 大学院・国際関係学研究科, 助教授 (00247420)
大内 浩 芝浦工業大学, 工学部・建築工学科, 教授 (40213631)
細谷 千博 国際大学, 名誉教授 (60017564)
WELFIELD Joh 国際大学, 大学院・国際関係学研究科, 教授 (80160224)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 日米関係 / 日米中関係 / 中国 / 東アジア / 国際関係 |
研究概要 |
本研究では、歴史的経緯を踏まえた上で、政治・経済・防衛・パーセプション・経済援助という多岐にわたる側面から現状を分析した。冷戦後において中国の脅威論が日米両国内で議論されているが、軍事的に見て近い将来に中国は東アジアにおいて日米両国の脅威となる可能性は少ない。唯一の懸念は台湾海峡問題であるが、それに対して日米両国は中国に対して封じ込めなど敵対的な対応をするのではなく、積極的に中国が国際システムに参入することを支援していかなければならない。中国が東アジアの国際秩序形成に建設的な働きをするようになれば、台湾問題においても近い将来平和的な解決手段をみつけることができよう。言い換えれば、中国を孤立させない形で、日米両国が東アジアの新国際秩序形成にイニシアチブをとる必要がある。 そのためには、防衛面だけでなく、最近の東アジアの金融不安に対する経済援助やマクロ経済調整、知的所有権問題といった面での経済政策での日米の協力や、環境問題や人口問題などのグローバルな問題においての日米両国の協力が重要になってくる。京都における環境問題国際会議に見られたように、これらの問題において日米両国は必ずしも同じ立場であるとは限らない。だが、たとえ立場が違ったとはいえ、日米両国が協力して中国を含めた新国際秩序形成のために最大限の努力をするのだということは忘れてはならない。
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