研究課題/領域番号 |
07453008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 高知短期大学 |
研究代表者 |
福田 善乙 高知短期大学, 社会科学科, 教授 (20099683)
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研究分担者 |
平岡 和久 高知短期大学, 社会科学科, 助教授 (70259654)
細居 俊明 (細居 敏明) 高知短期大学, 社会科学科, 助教授 (50157020)
玉置 雄次郎 高知短期大学, 社会科学科, 教授 (90099680)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 地域産業連関表 / 地域際収支 / 地域活性化 / 地域経済 / 自給率 / 産業部門別収支 / 市町村際収支 / 都道府県際収支 / 地域間格差 |
研究概要 |
(1)各通産局の産業連関表報告書、都道府県の産業連関報告書、政令指定都市の産業連関表報告書、釧路市の産業連関表報告書を収集し、分析を継続している。今年度は市レベルの地域際収支の分析に重点をおいている。研究会も15回おこなった。 (2)地域活性化政策をたてるためには市町村レベルでの産業連関表・地域際収支から積み上げていくことが大切なので市町村レベルの地域際収支から都道府県レベルの地域際収支のあり方を考える方向で研究をすすめた。特に市レベルでの産業連関表・地域際収支の作成に力点をおいた。 (3)この共同研究の成果として「高知市を中心とした市際収支の作成とその特徴」(高地短期大学『社会科学論集』第73号、1998年2月)を発表した。ここで高知市をはじめとする高知県下9市の産業連関表・地域際収支を作成・算出したものであり、全国的にも注目される成果である。これで全国の3000余の市町村でも産業連関表・地域際収支作成のマニュアル化ができるものである。また、県レベルと市レベルの地域際収支の比較をしており、他の地域でも参考になるものである。 (4)メンバーの1人の福田善乙は地域際収支による地域経済分析の必要性について「地域際収支にもとづく地域経済分析の視座」(高知大学経済学会『高知論叢』第61号、1998年3月)を発表している。 (5)また地域活活化政策をつくるため高知県と類似点の多い沖縄県の地域調査もおこなった。これはファズの調査も兼ねておこなった。国際化時代をむかえファズの役割が大きくなるからである。 (6)今後は地域際収支を活用して広域的な地域間交流の波及効果や交流のあり方を研究の課題としていきたい。
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