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銀河系及びその近傍におけるニュートリノバーストの監視

研究課題

研究課題/領域番号 07454044
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関高エネルギー物理学研究所

研究代表者

中村 健蔵  高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 教授 (10011735)

研究分担者 大山 雄一  高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助手 (30213896)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
1995年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
キーワードニュートリノ / ニュートリノバースト / 超新星 / 超新星爆発
研究概要

ニュートリノバーストの観測は、超新星爆発機構の解明にとって重要な意義を有することは勿論であるが、ニュートリノにより重力崩壊の瞬間を知ることができることも極めて重要な点である。
本研究の目的は、第1に現行のカミオカンデによるニュートリノバーストの監視を平成7年度中確実に行うこと、第2に平成8年度より稼働するスーパーカミオカンデにニュートリノバーストのリアルタイム監視装置を組み込むこと、第3にスーパーカミオカンデのメンテナンス及び故障に備えて、現行カミオカンデをそのバックアップとして運転する体制を確立することにあった。
第1の点については、スーパーカミオカンデの建設で手薄となったカミオカンデの観測体制を、本科研費により観測に必要な旅費等を確保して、平成7年度中の観測を完全に行うことができ、その結果、当該年度中はニュートリノバーストは発生しなかったことが結論された。第2の点については、平成8年度から稼働を開始するスーパーカミオカンデにニュートリノバーストモニターを設置するべく、ハードウェアとソフトウェアの両方の設計、製作を順調に進めることができた。第3の点については、残念ながら8年度からはカミオカンデは運転・保守経費が得られず、停止するとの方向になっている。
以上のように、第3の目的を除き、平成7年度は当初の目標を達成できた。なお、研究発表は、本科研費の援助で観測が続けられたため、太陽ニュートリノの観測結果についての新しい結果がまとめられ、投稿準備中である。本来のテーマについては、次年度に論文としてまとめる予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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