研究課題/領域番号 |
07454228
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・代謝
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
谷村 禎一 (谷村 てい一) 九州大学, 理学部, 助教授 (20142010)
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研究分担者 |
松本 顕 九州大学, 大学院・比較社会文化研究科, 助手 (40229539)
TANIMURA Teiich KYUSHU UNIVERSITY,FACULTY OF SCIENCE,ASOCITATE PROFESSOR (20142010)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1995年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | ショウジョウバエ / 味覚受容体 / 苦味 / 化学感覚 / 味覚 / 突然変異体 / 化学受容 |
研究概要 |
味覚受容に関わる遺伝子を同定するためにショウジョウバエを用いて以下の2つの研究を行った。1)ハエの味覚器にはそれぞれ糖、塩、水に応答する味細胞が存在する。一方、苦味物質キニ-ネは糖受容細胞の神経応答を抑制すると考えられている。ショ糖を用いた2者選択行動実験によって、実験室系統間にキニ-ネのショ糖に対する抑制効果について遺伝的多型が存在することを明らかにした。遺伝解析の結果、キニ-ネの抑制効果を支配する単一遺伝子がX染色体上に存在することを明らかにし、その遺伝子座を決定した。さらに、吻伸展反射による行動実験にから、キニ-ネを感知する感覚子がフ節に存在することを支持する結果を得た。2)味覚受容細胞で特異的に発現している遺伝子を同定するために、化学感覚子特異的遺伝子を多く含むcDNAライブラリーの作製法を開発した。化学感覚子が機械感覚子に変換するか化学感覚子を欠失するpoxn突然変異体の感覚器から得たcDNAと、野生型の感覚器からcDNAを得てPCR法によってDNAを増幅した。両者の間でサブトラクションを行い、その後differential screeningを行い、複数個の化学感覚子特異的なcDNAクローンを得ることに成功した。唾腺染色体のin situ hybridizationによってこれらの遺伝子の染色体上でのマッピングを行ない、部分塩基配列の決定を行った。これらの展開によって、化学受容体同定まであと一歩という状況に至った。
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