| 研究課題/領域番号 |
07455122
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
電力工学・電気機器工学
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| 研究機関 | 芝浦工業大学 |
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研究代表者 |
河村 達雄 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (20013097)
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| 研究分担者 |
奥村 克夫 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00052837)
伊坂 勝生 徳島大学, 工学部, 教授 (50035630)
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| 研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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| 研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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| 配分額 *注記 |
7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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| キーワード | 電力系統 / 電界 / 磁界 / 電磁界 / 電力設備 / 環境 |
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| 研究概要 |
本研究は、当初の計画にしたがって実施されている。得られた成果は下記の通りである。
電力システムから発生する電界とこれによって人体に流れる誘導電流については、電界中に置かれた人体モデル内の電流分布の解析を行い、実験結果とよく一致する結果を得た。また、低周波数帯域の磁界内の球形人体モデル内部の誘導電流密度や磁束密度の不平等性が生体モデル内の誘導電界に及ぼす影響を明らかにした。
電力システムから発生する商用周波数磁界については、ガス絶縁管路気中送電線のタンクに流れる渦電流を考慮して、単相および三相一括形送電線の内外における磁界を実験的にもとめ、送電線近傍における磁界環境の評価を行った。また、理論的検討もあわせて行い、その結果と実験結果とを比較することによって、理論の妥当性の検証を行った。さらに、電力設備近傍の磁界環境の評価を行い、これを改善するための方策について検討を行った。
コロナ放電に起因する雑音障害については、油中で発生したコロナ放電波形にWalsh変換を加え、得られたスペクトルと絶縁油の劣化との関係を明らかにした。この結果、Walsh変換が絶縁油の劣化診断に有効であるとの結論を得た。さらに放射電磁波を用いた絶縁油中の発生コロナの位置標定に関する研究を行い、この方法が絶縁診断の目的に有効であることを明らかにした。
コロナ放電の画像情報処理技術を直流高電圧を印加した空気中のコロナ放電の進展特性の解明に適用した。この結果、この手法が気流の変化などの環境条件によるコロナ放電の進展の解析に有効であることを明らかにするとともに、この方法によってコロナ放電に関連する環境の評価を行った。また、気中放電の解析にカオス理論を適用し、その有効性を検証した。
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