研究概要 |
本研究に関する発表論文件数は学会誌論文4件(1件は掲載決定)であり国際会議論文集に9件など国の内外に研究成果を公表し,新聞にも掲載され、所期の目的は達成された 本研究では,まず電気自動車用高速誘導電動機の回転子構造は逆台形スロット形状が適すること,および,この形状で広い速度範囲での高効率・高トルク化を図るため、回転子スロットの表皮効果とスキュー係数およびバ-間抵抗を考慮した設計用データを確保できた。 次に誘導電動機のベクトル制御時における二次磁束のデットビ-ト制御法を開発して広い速度範囲で最大効率運転を行う制御法と過渡特性を低下させない手法を提案し,10.15走行パターンの電気自動車駆動シミュレーション実験で有効性を確認した。 さらに,速度センサレスベクトル制御法を提案改良し,極低速走行における安定性を確立し,必要な性能を確保することができた。
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